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プラチナでの作業はシルバーやホワイトゴールドでの作業とは異なります。 プラチナは異物が混入しやすいため、清潔な作業環境、場合によっては専用の工具が必要となります。
プラチナの作業のために専用ツールを用意しておくと、準備時間が短縮され、修理サービス、改造、特別注文などの作業をより効率的に行うことができます
プラチナと接触する金のくずは、プラチナに異物が混入する主な原因です。 例えば、プラチナの表面に金のくずがありそれがロウ付け温度に加熱されると、金がプラチナに入り込み、研磨では除去できない目に見える痕跡が残ります。 また、余分な金、銀、またはその他のプラチナ以外の金属が混入してしまうと、ロウ付け工程中にそのプラチナ作品が解ける可能性があります。
プラチナ専用の工具は、使用していないときに収納するための専用の容器を持つことをお勧めします。 ここでベンチ ジュエラーは、プラチナ専用ピンセットおよびやすりを入れる金属カップを使用しています。
ロウ材の専用の容器を使用してください。 ロウをカットしロウ付け台の上に置くのは、悪い習慣です。 こうすると、ろうに付着した異物がプラチナに混入することになります。
このジュエラーは、プラチナ作業専用の平坦なすり板を使用していることに注意
プラチナの作業専用に一般的に使用される、またはお気に入りのやっとこを使用して時間を節約しましょう
プラチナを使用して作業を開始する前に、金のくずが落ちている可能性のあるすべての表面、工具、すり板、その他の場所を清掃してください。 リングのマンドレルは金のくずがよく見つかる場所の一つです。 プラチナの修理または改造を開始する前に、清掃工程の中でマンドレルの掃除も忘れずに行ってください。
必ず、他の貴金属に使用するものとは別のプラチナ専用のベンチブラシを使用してください。 上の方のような自然素材のブラシは毛先が柔らかく、プラチナを傷つけません。
異物が混入すると、プラチナを使用した作業に問題が生じます。 他の金属やベンチの破片といった異物が混入するのを事前に防ぐために、この作業に専用となるプラチナが先端に付いたピンセットを作成することを検討しましょう。
この鋼製ピンセットには、両先端に重い長方形のプラチナ線が固定されています。 この改造はジュエラーが行ったもので、ロウ付けの際にプラチナを扱うのに理想的なものです。
これらのピンセットは、非磁性ステンレス鋼で作られています。 スライドロックは銅線で作られており、ピンセットで挟んだ物を固定するのに役立ちます。
プラチナはロウ付けや溶接の温度に加熱されると、激しく明るい光を発します。 このようなときに目を保護する道具を着用する必要があります。
この溶接レンズはシェード#7です。 1700℃以上のプラチナロウを使用する場合は、このレンズを使用します。 低い融点のプラチナロウには、シェード#5のレンズが使用できます。
レンズには磁石が接着されています。 このような特別仕様があれば、溶接用の暗いレンズを通常のジュエラー用レンズに簡単に組み合わせて使うことができます。
メーカー仕様のレンズ固定用プラスチック製タブは、鋼製のネジに置き換えられています。 レンズに取り付けられた磁石がしっかりと拡大鏡に付き、対象物を拡大すると同時に目を保護します。
他のプラチナ合金からコバルト含有プラチナを区別するために、プラチナ用キットの中に磁石を入れておきましょう
プラチナ専用のやすりを使用すること。 他の貴金属がやすりの表面に埋まっていると、やすりから剥がれてプラチナに染み付いてしまうことがあります。
へら(ハンマーハンドピース)の振動を利用して、サイズを直した後に緩くなっている石をチェックします。 リングの底の接合部にあるロウの膨らみの上にへらの先端を置きます。
適度な速度でへらを滑らせ、枠にある石が動くかどうか観察します。 必要に応じて緩くなった石を締めます。
へらの先端は清浄し、プラチナ以外の貴金属の断片を除去します。
専用の木万力(リングクランプ)を使用することを強くお勧めします
リングストレッチャーに普通のボンド紙を包むようにして巻きます。 ツールマークが残っていると、プラチナを余分に除去しなければならなくなります。 プラチナで作業する場合、可能な限りツールマークは除去します。
使用する前に、ストレッチャーを清掃します
このトレイには、ベンチでの仕上げ作業を行うための各種ホイールとブラシとともに、様々な番手のプラチナ専用研磨剤やバフ用砥粒が入っています。
トレイ内の各仕切りには、特定のプラチナ研磨剤やバフ砥粒専用のアッタチメントが入っています。 次の工程に移る前に加工製品のクリーニングを行うとともに、常に適正な工具を用いることで、相互に異物混入する可能性が無くなります。 これはプラチナの仕上げと光沢を向上させるのに効率的な方法でもあります。
これらの日本製のプラチナ用研磨剤およびバフ砥粒は均一に混合されており、バフ、ブラシ、フェルトなどのアタッチメントに優れた接着力があります。 また、より大きな回転盤とアタッチメントのあるプラチナ用研磨機でも、同じ研磨剤が使用されています。
ベンチ作業や研磨機で使用する研磨ポイント、ホイール、ブラシのすべてにプラチナ専用のものを用意しましょう
小さな研磨ポイントとホイールには、さまざまな形や大きさがあります。 ここでは、硬質な円錐形ホイールおよびプラチナ研磨剤が、プラチナのセッティングの内部を研磨するために使用されています。
研磨スポンジにはさまざまな番手のものがあります。 研磨スポンジは作業している物の形状になるため、プラチナに最適です。
リューターのバニッシャーは、プラチナに最適です。 このリューターのバニッシャーを使って、ペグ・セッティングの棒がリングシャンクの内側に突出した箇所を滑らかにしています。
リューターのバニッシャーは必ずきれいに保ち、かつ/またはプラチナ専用にしておくこと
前仕上げをする物に密着するような木の棒、やすりの側面、またはその他の平らな面に研磨剤を貼り付けます
ここで研磨面は、一つの面のみに付けられています。 一本の棒の2つの面に研磨剤を付けると、隣接している表面(この場合、隣接している爪)から余分な金属を削ってしまいやすくなります。
このやすりには、目の細かい粘着紙が表面に付いています
このやすりの形状は、このプラチナの枠のように小さく、狭い場所にも届くことができます
精密仕上げ用フィルムは、正確でむらがなく精密な仕上がりに素早く研磨することが可能な研磨用具です。 この研磨用具は、均一に静電配向されたミクロンサイズの鉱物粒子を含んでおり、樹脂でポリエステルフィルムにコーティングされています。
このフィルムは自在にフィットするため、さまざまなツールや形状の物に取り付けができ幅広い応用が利くため、プラチナの理想的な研磨材となっています。 精密仕上げ用フィルムは、水ありでも水無しでも使用が可能で、裏面には接着剤がついているものといないものがあり、粗めの180番から非常に細かい1200番までのものがあります。
精密仕上げ用フィルムは、シート状、リボン状、その他の形状のものがあります。 ここでは棒に取り付けられ、研磨工程の段階ごとにラベルが貼られています。
アルミナ、セラミック、または他の高耐熱素材でできたロウ付け用の高耐熱性の台が、プラチナには必要となります。 炭を使用してはいけません。 こちらの台は、アルミナ製です。
プラチナには、高温用で火口が単頭のバーナーが必要となります。
ダイヤモンドがある場合を除き、プラチナをロウ付けする際はフラックスやfirecoat(ファイアコート)を使用してはいけません。 ダイヤモンドをファイアコート(変性アルコールとホウ酸末)でカバーします。 空気乾燥させ、その後プラチナからファイアコートを除去します。
天然ガス、プロパン、または水素燃料を酸素とともに使用すること。 アセチレンガスは使用しないこと。
このロウ付け台は、高密度・高耐熱セラミックでできており、プラチナの焼きなまし、ロウ付け、溶融に必要な温度に耐えられるように作られています
バニシング:バニシングで艶を出したプラチナジュエリーの品質を評価する
磨耗したプラチナジュエリーを再仕上げする技術
前仕上げ:プラチナジュエリーを前仕上げする最善の方法
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