共有される絆:GIAの教育が世界中の同窓生メンバーをつなぐ - 一生のきずなに
9月 9, 2016

世界中の同窓生の熱心な活動ぶりと献身、また卓越性の追求には驚かされ続けています。
ここ数カ月の間に、私は、世界中の同窓会支部のいくつかを訪問し、多くのメンバーと交流する機会を得ました。 そこでは長寿をお祝いし、ポジティブな進化と変化を観察、そして各支部および個人の発展してきました。 それぞれの経験のおかげで、GIAの教育が多くの人々に与えた影響を見ることができました。
私は日本、韓国、マレーシアおよび米国の多くの支部のメンバーを訪問し、またトレードショーを通してアジア、ヨーロッパ、中東、北米、南米からのメンバーとも知り合う機会を得られました。 同窓生は、GIAの教育から得たことが直接的に貢献している個人的達成や人生を変えた機会を語ってくれました。自信を得たこと、専門性を伸ばせたこと、業界の倫理基準を高く保つ個人としての評価と責任の重要性、また生涯を通じて学び続ける価値などの話を伺えました。
クラスメートとして始まった、あるいは業界の仲間として発展した関係と併せて、これらの基盤は世界中の同窓生を繋げていきます。 彼らが共にした経験と互いに尊重し合う思いが、ビジネスの成功に向かって同窓生を団結させています。 GIAの卓越性の伝統を守るための研究所や互いに対する同窓生のコミットメントや、各個人の成功談を聞くと心が温まります。
世界中にいる会員の活動を称賛いたします。また同窓生コミュニティにあまり積極的ではない方々に、もっと参加するようお薦めします。 同窓生がコミュニティに参加する方法の1つは、ネットワークを利用することです。お住まいの地域、あるいは旅行先で、GIA同窓会支部のイベントに参加することをお薦めします。 これらのイベントは最新情報を入手するだけでなく、新しい業界コネクションを作り、成功するための無限の可能性を提供します。 2016年5月から、GIA同窓会支部は40以上のイベントを主催しました。 イベントページと 同窓生Facebookページからイベントに関する情報をご覧ください。

同窓生、アジアへ訪問
日本、韓国、マレーシアの同窓会支部を5月に訪問し、
またとない 経験が できたことを、 各支部のリーダー、 メンバーの皆様に感謝いたします 。 この旅行のハイライトは次のとおりです。- 同窓会日本支部 (AAJ)の25周年の記念式典、教育セミナーおよびGIA東京に40年仕えられた土井良子さんの表彰。 Susan Jacques、Seung-Hae Moon、Phil Yorkらと共にAAJのメンバー100人以上が参加しました。
- 韓国支部は新しいリーダーとしてGIA GGのPhil Ohを迎え、支部として再出発しました。 支部の元リーダー、同窓生およびソウルの宝石とジュエリー取引メンバーを含む60名以上の参加者に対し、私より簡単に同窓生の近況について話しました。
- マレーシア支部はランチョンを開催し、私はGIA教育ニュースと同窓生の利点についてお話しました。 支部は新しいボードメンバーを歓迎し、直近の前会長Yihchen Ngを、2011年の支部設立およびそのリーダーシップについて表彰しました。

支部ニュース
- 次の支部では、ここ数カ月の間にマイルストーン記念日を祝いました。
- 同窓会日本史部 – 25周年
- メキシコシティ – 10周年
- メキシコ、モンテレー – 1周年
- ヒューストン、韓国、ロンドン、マレーシアおよび南フロリダは新しい支部会長を迎えました。

支部活動
- GIA会長兼CEOのSusan Jacquesは8月にニューオーリンズ支部のメンバーおよびLouisiana Jewelers Association conference(ルイジアナジュエラーアソシエーションカンファレンス)の参加者にスピーチを行いました。
- ジュエリー市場における合成ダイヤモンドは依然として主要なトピックであり、少なくとも5つの支部イベント(ヨハネスブルク、ジョージア、サンディエゴ、セントルイス、マンハッタン)で議論のトピックとなっています。
- ロンドン、セントルイス、 ワシントンDCでは、カラー宝石がトピックとなり、Evan Caplanがアレクサンドライトについて、Renee Newmanがエキゾチックな宝石について、そしてVincent Pardieuがマダガスカルの宝石について話しました。
- ファンシーカラーダイヤモンドについての講話が行われ、マンハッタンではAlan Bronsteinが、メキシコシティではDiana Benoitが講壇に立ちました。 ヨハネスブルクではGIAのRic Taylorがダイヤモンドの蛍光について講義を行いました。
- 日本、セントルイスおよびウィスコンシンで行われたイベントでは、宝石の処理の現状が人気を呼びました。 ロサンゼルス支部は、年次開催するRossmanによるカリフォルニア工科大学研究講義の第1回を催しました。 カリフォルニア工科大学(Caltech)の鉱物学教授George Rossmanは、研究のアップデートを発表し、99名の出席者に宝石材料の色の原因について講義しました。 Rossman教授はGems & Gemology(宝石と宝石学)の編集ボーディングメンバーおよび前GIA理事会メンバーでもあります。
- ハンズオンの宝石学セッションは、マルチパート2016年「コランダムの年」研究グループに参加しているTwin Cities(ツイン・シティーズ)のメンバーを推進しています。
- シンシナティおよびミシガンでは、GIA GGでもある査定専門士のBill Hoeferが査定方法論について講義しました。
- ジュエリーの歴史、デザイン、宝石細工についての談義には、著名な専門家Come Remy、Tim Adams、Denise Nelson、Jacqueline Stone、Helen Serras-Hermanがプレゼンターを務め、マンハッタン、サンディエゴ、スイス、ワシントンDCにて催されました。
- キンバリープロセスのレビューが、World Diamond Council (WDC、ワールドダイヤモンドカウンシル)の代表Pat Syvrud氏がプレゼンターを務め、ワシントンDCにて行われました。
- メキシコのモンテレー、セントルイスおよびバーモントの映画上映会では、ドキュメンタリー『Sharing the Rough』を上映しました。

- ビジネスに焦点を当てた教育イベントでは、マンハッタンでMolly Clarkによって行われたソーシャルメディアに関するトピックと、香港で行われたBosco Chowによる「Understanding Intellectual Property(知的財産を理解する)」がありました。
- ローカルネットワーキング交流はシンシナティ、香港、トロントにて成功を納めました。
- 「宝石に囲まれる夜」は、ロサンゼルスの自然史博物館の宝石および鉱物コレクションにて執り行われ、同館の新館長、Dr. Aaron Celestianを歓迎しました。 イベントはロサンゼルス支部が管理し、6つの業界団体、および175名以上のメンバーやゲストを迎えました。
- 様々な支部の交流のため、世界中からメンバーが集まりました。 カナダ、マレーシア、台湾支部はスリランカを訪問しました。スペインとメキシコのモンテレー支部はラスベガスで全同窓生イベントを共催し、出席者は80名に上りました。香港、マンハッタン、ジョージア支部は、地域の主なトレードフェアに近い日付けでイベントを主催し、訪問者を温かく迎えました。
- コルテス海に真珠養殖場を訪問する毎年恒例の「Gemstone Safari(宝石サファリ)」はメキシコシティ支部とメキシコ・モンテレーのメンバー、および「Splendor & Science of Pearls」の講義を行ったGIAのRobert Weldonにより成功を収めました。WeldonはカールスバッドのRichard T. Liddicoat図書館情報センターディレクターのDona M. Dirlamと共にこの本を著しました。

GIA同窓生ネットワークとその参加者の価値は計り知れないものがあります。 ビジネス関係や資源のためのコネクション、指導、またはGIAで学ぶ切っ掛けとなった宝石やジュエリーを共有する一体感、どれであっても、すべての同窓生間で与え、得られる利点と絆の存在は明らかです。
各支部が主催する教育またはネットワーキングイベントが、皆さんが行動を起こすインスピレーションとなり、今後のイベントにご参加頂けるよう願っています。
同窓生リレーションマネージャーのKate Donovanは、GIAグラジュエイトジェモロジスト(GG)で、20年の宝飾品小売り経験があります。