アンモライト:ファッショナブルな化石


ステンドグラスのようなアンモライト。 提供:Korite International

由来のある宝石が好きならば、アンモライトが大好きになるでしょう。カナダの南アルバータで見つかった、玉虫色の化石化したアンモナイトの殻です 。

地球に森林や哺乳類が存在せず、唯一の大陸しかなかった時代に、アンモナイトの群れはテチス海で狩りをしていました。 イカのような生き物で、輪状に並んだ触手の中に鋭いくちばしのようなあごを持ち、捕まえられるものを食べていました。


アンモナイトは恐竜と同じ運命を負いました。つまり、約6600万年前に絶滅したのです。 小惑星の地球衝突と寒冷気候が、おそらくアンモナイトの終焉をもたらしたのでしょう。
数え切れないほど年月が過ぎると共に、二種類のアンモナイト、Placenticeras meekiとP.はintercalareは、ゆっくりと、アンモライトと呼ばれる素晴らしいの色の化石になっていきました。 アンモライトの鮮やかな色はネイティブアメリカンを魅了し、彼らはバッファロー狩りのお守りとして身に着けました。

岩に埋まっているアンモライト。 
寄贈:Korite International

ほとんどのアンモライトは、緑と赤です。 青と​​バイオレットのアンモライトはさらに珍しく、通常、より価値があります。 フラクチャー(割れ目がある)またはシートと記載されます。 フラクチャーアンモライトはステンドグラスに似ています。シートアンモライトは色が連続していて切れ目のないものです。 多様な外観を表現するために、想像をかき立てる名前が使われます。たとえば、竜の皮(鱗のような模様)、玉石(玉石をしきつめた道のような模様)、ムーングロウ(月光、若干の線もしくは割れ目を伴い発光)、ペイントブラシ(絵の具をひと刷毛塗ったような模様)です。

アンモライトのブローチ、Carolyn Tyler作

シートアンモライトは通常、アンモライトの薄い層を安定させるためにポリマーで含浸されます。 アンモライトは層が薄いので、ほとんどの場合ダブレットまたはトリプレットに貼り合わせられます。 アンモライトをダブレットにする場合は、頁岩、ブラックオニキスやガラス素材などで裏張りします。 合成スピネルやクォーツをアンモライト層の上部に貼り、トリプレットになることもあります。

アンモライトは、多くの場合、ペンダント、ブローチ、イヤリングなどの装飾品になり、時には小型の美術品として販売されることもあります。 モース硬度3.5と、硬い石ではないので、傷が付きやすい宝石です。 熱や、酸、香水、ヘアスプレーなどの化学物質は、アンモライトを損傷する恐れがあります。 日常のお手入れは、湿った、柔らかく、研磨剤の入っていない布で拭くことを強くお勧めします。