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絆を築く2019年:インドがテーマの同窓会イベント、Buccellatコンテスト優勝者、ツーソンでのGIAのその他の活動


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左から: Robert Gessner、Maryanna Nagle、Jennifer Pusenkoff、Melissa Gessner。

350人以上もの同窓生と訪問者が16カ国から集り、先日行われた2019年GIAジェムマインパーティーに参加しました。このパーティーに参加した方々は、以前のクラスメートと再会したり、業界で新たな友人を作ったり、新たなビジネス関係を築きました。

素晴らしい多様性と美しさで満ちたインドに敬意を表して、今年のテーマは「インドのオデッセイ」となりました。カラフルな織物、土地、文化の贅沢さとシンプルさの両方を織り成すインドは、特に宝飾業界において歴史に影響を与え、変化をもたらしてきました。多くの伝説的な宝石がインドで発掘されており、何世紀にもわたって職人の巨匠たちがそれらの宝石から壮麗な宝飾品を生み出しています。インドは、世界中で宝石や宝飾品を称賛し、所有したいという気持ちを進展させ、その希望を育むのに貴重な貢献を果たしてきました。

インドの装飾品の前でポーズをとる二人の女性。


パーティーに出席した方は、インドをテーマにした装飾品を身に着けてフォトブースでポーズを取り、一時的なタトゥーを入れて「煌びやかなゴールコンダ」を満喫しました。

このイベントでは、毎年授与されるGianmaria Buccellati財団 最優秀ジュエリーデザイン賞の第2回受賞者を選考するにあたり、最終審査に残った方のオリジナルデザインのレンダリングが18作展示されました。2018年にGIAジュエリーデザインコースを修了した学生に参加資格が与えられたこのコンテストは、優れたジュエリーデザインを有する芸術作品のデザイナーの功績を顕彰します。GIAの7校から最終審査に残った18人が手描きでレンダリングしたデザインは、デザイン、製造、ジュエリー小売業における宝石・宝飾業界の有名な専門家で構成される委員会によって審査されました。

宝石をちりばめた鳥のペンダントのイラスト。
Ching-Hui Wengがデザインした台湾の国鳥「ヤマムスメ」のブローチが、2018年度 Gianmaria Buccellati財団 最優秀ジュエリーデザイン賞に輝いた。GIA デジタルファイル

GIAの社長兼最高経営責任者(CEO)のSusan Jacquesは、GIAの台湾校で学び、2018年にGIA ジュエリーデザインの修了証書を取得したChing-Hui Wengが優勝者であると発表しました。彼女がデザインした受賞作品「ヤマムスメ」は台湾を象徴する青い国鳥であり、オパール、アクアマリン、ラピスラズリ、ブラックカルセドニー、サンゴ、ホワイトダイヤモンド、イエローダイヤモンドがあしらわれているイエローゴールドとホワイトゴールドのブローチでした。

ヤマムスメが飛び立つ様子からインスピレーションを受けてデザインしました。飛んでいる姿を表現するために色々な宝石を組み合わせて使いました、とWengは説明しました。

オークションの入札用紙に書き込む女性。
サイレントオークションに入札するGIAの理事、Barbara Dutrow。

その後、Jacquesは、例年盛り上がるライブオークションを開始しました。このオークションは、GIA同窓生であるDuMouchelle Auctions(デュムシェル オークション)のLindy Adducciが毎年ボランティアとして主催しています。このイベントからのオークション収益はすべて同窓会基金の一部となります。今年のイベントでは、イベントのチケット、サイレントオークションおよびライブオークションから約$30,000(約330万円)の資金を集めました。裸石(ルース)の宝石と真珠、デザイナージュエリー、鉱物標本、機器、書籍などを含む、75品以上ものアイテムがオークションにかけられました。

同窓生と業界の方々のために毎年行われる同窓会は、ダイナミックで非常に多くの方が出席するのでいつも感動します。業界から色々な方達が交流を深め、この楽しい晩を一緒に過ごし、それと同時に同窓生基金を支援したり、最終的に私たちの後援者に恩返しできることを非常に嬉しく思っています、とグローバル同窓会幹事のKate Donovanは述べました。このイベントを実行するのには皆さん全員のご協力が必要となります。オークションに貢献してくださった方々、後援者、イベントに出席してくださった方やボランティアの皆さん、全員に心から感謝申し上げます、と続けました。

「来年のパーティーは、2020年2月7日(金曜日)ですので、必ずご出席ください。また皆さんにお会いできることを楽しみにしています。」

インドの装飾品の前でリングを見せる二人の女性。
Amanda HornbergerとLaura Hornberger。

同窓生リーダーシップの朝食会

GIA同窓会支部のリーダーとGIA上級幹部たちはツーソンで朝食会にも参加しました。ここでは、プログラムや幅広い特典を用いて世界中の同窓生を支援するというGIAの責務を発表したGIA幹部とボランティアの同窓生アンバサダーの間で興味深い議論が交わされました。

アジア、カナダ、ヨーロッパ、メキシコ、米国からの代表者を含む19支部から40人以上のリーダーたちが、GIA社長兼最高経営責任者のSusan Jacques、副社長兼学業主任責任者のDuncan Pay、Richard T. Liddicoat Gemological Library and Information Center(Richard T. Liddicoat 宝石学図書館情報センター)でディレクターを務めるRobert Weldon、グローバルマーケティング部門副社長のSusan Schindelar、コーポレートコミュニケーションのディレクターのStephen MorisseauなどのGIA幹部と共に出席しました。

国際同窓生広報マネージャーのKate Donovanが参加者を歓迎し、世界中のすべての同窓会のリーダー(個人および支部として)によるボランティア活動の並外れた努力と成果のおかげでGIA同窓会が2018年の目標を達成することができたと彼らの貢献を称賛しました。さらに、新たに拡大した同窓会部門のチームメンバーを紹介し、この支援をさらに進めるために、同窓会および最近計画された活動を支援するGIA幹部の責務について説明しました。

JacquesとPayは、関連するリソースを提供することにより、世界各地の同窓会メンバーと支部のために支援を強化および拡大する取り組みを発表しました。GIAのサービス、教育に関する取り組み、宝石学研究の拡大に対するGIAの責務、これらの取り組みが学生から同窓生や業界のベテランとしての時とともに、私たちの後援者の生涯をどのように支援するかについて最新情報が提供されました。また、積極的に新しい同窓生と交流を図り、地元の支部活動への参加を促すようJacquesが説明しました。

このイベントは、支部のリーダーとGIAの同窓生および幹部の代表者の間で行われたオープン・フォーラム・ディスカッションで幕を閉じました。各支部のベストプラクティスや経験を共有したり、今後もGIA同窓会のコミュニティに奉仕することができるように、支部やリーダーシップ・ボランティアへのサポートを改善する方法についてのアイデア、課題や要求事項を報告し合いました。

7つの宝石。
TGMSツーソン2019年で展示される特大宝石の合成写真。左から時計回り: 11905 アメトリン、368カラット、ブラジルのミナスジェライス産、L. T. Moore博士による寄贈品。684 イエロートパーズ、1002カラット、ブラジル産、Gerald T. Zwiren博士による寄贈品。24606 シェリーピンクフルオライト、311.55カラット、DonaldおよびRuth Millikenによる寄贈品。5901 イエロースポジュメン、200カラット、アフガニスタン産、Daniel J.およびM. H. Henkinによる寄贈品。1958 グリーンベリル、156カラット、ブラジル産、Vicaro Jay Martin夫妻による寄贈品。14716 ピンクモルガナイト、292カラット、William L. Harville Jr.博士による寄贈品。36817 イエローベリル(ヘリオドール)、226カラット、ブラジル産。関連するアセットを参照のこと。Orasa Weldon/GIA

GIA博物館および図書館の展示

GIA博物館は、最大のものが21,290カラットにも至るブラジル産ロッククリスタル・クォーツなどの「特大宝石」の素晴らしい展示品を披露し、ファセットがいかに重要であるか、宝石に美しさをもたらすためにファセットがどのような役割を果たしているか、そしていくつかの宝石素材が形成されるサイズを実証しました。

GIA図書館は、アフリカの採掘職人が採鉱する原石における価値要因に関する理解をより深めるのに役立つ基本的な宝石学の概念を紹介する教育ガイド「宝石の原石の選択: 採掘職人のためのガイド」を提示しました。その結果、鉱夫は生産物の価値を3倍にも増加させることに成功しました。展示ケースには、アメシストアクアマリンダイヤモンドエメラルドガーネットオパールサファイアタンザナイトトルマリンジルコンなど、多くの東アフリカの宝石の原石およびカットされた宝石が披露されました。

セメントベンチに座って、イラスト付きの宝石ガイドを読む若い男性。
GIAの講義に参加した後、採掘職人用の宝石ガイドに目を通すタンザニアのTunduru(トゥンドゥル)の鉱山労働者。写真撮影:Robert Weldon/GIA

Richard T. Liddicoat宝石学図書館情報センターのディレクターおよび宝石ガイドの共著者であるRobert Weldonは、宝石ガイドにまつわる秘話、そしてタンザニアで約1000人の採掘職人、特に女性の職人にとってこの宝石ガイドがどのように役に立ったかについて詳しく説明しました。

Amanda J. LukeはGIAのシニアコミュニケーションマネージャーです。彼女は現在GIA Insider(GIA インサイダー)とAlum Connect(同窓生コネクション)の編集者であり、The Loupe(ルーペ誌)の元編集者でもあります。