「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」華麗な宝石を称える書籍と展覧会


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GIA博物館の「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」展覧会は4,000カラット以上のダイヤモンドが見どころとなっており、Alastair LaidlawとChristine Marsdenにより作製された、展覧会と同名タイトルの160ページ、33ポンドの書籍の米国デビューの場とも なりました。 写真:Kevin Schumacher/GIA

GIAカールスバッドの博物館において2015年5月に2週間にわたり開催されたきらびやかな「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」展覧会には、記録的となる1,000人の一般見学者、取引やプレス関係者たちがまたとない展示を見るために訪れました。

この展覧会は4,000カラット以上のダイヤモンドが見どころとなっており、宝石学者を魅了し続け、世界中のデザイナーやアーティストたちを鼓舞し続けてきた宝石の神秘性を祝うものでした。 また、ダイヤモンドを扱った書物の中では最大となる160ページの学術書(ページを開いた際には約3フィート(約90cm)幅、33ポンド(約15kg)の重さ)の「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」米国デビューの場ともなりました。

「『Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)』のクリエイターたちは、ダイヤモンド作品を魅惑的かつ神秘的な設定で特別な視点から捕らえています。書籍と展覧会は幻想的なダイヤモンドの世界を賞賛するに値します」と、GIA博物館のキュレーターであるTerri Ottawayは述べます。

GIAシニア副社長兼最高マーケティング責任者のKathryn Kimmel(左)と「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」写真家のChristine MarsdenとAlastair Laidlaw、GIA社長兼CEOのSusan Jacques、展覧会オープニングイベントにて。

この書籍の作製者である英国の写真家Alastair LaidlawおよびChristine Marsdenは、ダイヤモンドの裸石とダイヤモンドジュエリーの画像を幻想的かつ夢のような設定で表現しています。 この本に収められたダイヤモンド(その多くがGIAラボによって等級付がなされた)とジュエリーによって、世界で最も尊敬されるデザイナーやダイヤモンド業者の12作品が表現されています。

Ottawayは博物館の展示物マネージャーであるMcKenzie Santimerと共に、カールスバッドキャンパスの円形広場に特大の書籍を展示し、25個の華麗なダイヤモンドジュエリーのディスプレイでいっぱいにしました。 書籍へジュエリーを提供してくれたAdler、Chatila、Chow Tai Fook(周大福)、Diacore、Diarough、Mouawad、MUNNU The Gem Palaceの7つの国際的企業が、展示用にジュエリーの貸し出しに協力してくれました。

回転台に置かれた珍しい50カラットDのフローレスのダイヤモンド、目を見張るような1,400カラットのダイヤモンド結晶と研磨された宝石製のソートワールといった、シンプルなものから入り組んだものまで展示されました。

 

「これまで私たちが行ってきた中で最高に価値があった展覧会であり、人気殺到でした。一般の見学者やジュエリー取引関係の人たちが南カリフォルニア各地から足を運んでくれました」と、Santimerは述べます。 4月29日に招待客のみのイベントでオープンした展覧会は、毎日美しい宝石やジュエリーを見慣れているスタッフや学生たちの間でさえ噂になっていました。

Santimerはこう続けます。「学生たちは感激していました。 4Cを考案したGIAで学んでいる間に、ダイヤモンドに関連するこのようなユニークな展覧会を見られるのは、非常に稀な経験です。 ムガール帝国時代の300年の歴史を持つダイヤモンドジュエリー、現代のカットダイヤモンドジュエリー、ティアラなど、様々なダイヤモンドがありました。 38,000個以上のダイヤモンドをちりばめた金のブーツや、54カラットのファンシーインテンスイエローダイヤモンドを含むすばらしいカラーダイヤモンドもありました」

ページを開いた際に幅約3フィートになる「Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)」を展示するGIAビジュアル資料デジタル化アシスタントのEmily Lane。 図書館のディレクターであるDona Dirlamは、特大の写真が「稀少な職人の手作業を細部まで見る」ことを可能にしているとして、書籍はすでにツアーの一部となり、学生のお気に入りになっていると述べる。

展覧会の開催期間は短かったですが、Richard T. Liddicoat Gemological Library and Information Center(Richard T宝石学図書館情報センター)にて展示内容の主要部分をご覧いただけます。 LaidlawとMarsdenは1冊$10,000 の価値があるその書籍を、図書館のコレクションとして2冊寄付してくれました。 1冊は図書館内のCartier Rare Book Repository and Archive(カルティエレアブックリポジトリおよびアーカイブ)に収容されており、もう1冊は公共の参照資料や閲覧用として予約制でご利用いただけます。

図書館のディレクターであるDona Dirlamは次のように述べてます。「AlastairとChristineの6年間にわたる優れたアートへの貢献に感謝します。 書籍はすでにGIAの訪問者ツアーの人気の見どころとなっています。さらに特大の写真によりGIAの学生たちは稀少な職人の手作業を細部まで見ることができます。 『Dreams of Diamonds(ダイヤモンドの夢)』は、GIAにとって真に特別で貴重なコレクションの一部となりました。」   

寄稿者Jaime KautskyはGIAダイヤモンドグラジュエイト、またGIA Accredited Jewelry Professional(AJP アクレディテッドジュエリープロフェッショナル)で、The Loupe(ザ・ルーペ)誌の共同編集者を務めました。