記者発表

GIAのジュエリーキャリアフェア&オープンハウスに900名近くが参加


司会者と4人のパネリストが微笑みながら聴衆の質問に答える
オープニングパネル:「Job Success in Today’s Market(今日の市場における仕事の成功)」、左から右へ:GIA 社長兼最高経営責任者(CEO)Susan M. Jacques、AGTA最高経営責任者 Douglas Hucker 氏、Bhindi Jewelers経営者 Ashwin Bhindi 氏、Jennifer Pusenkoff Design, Inc.社デザイナー/社長/CEO Jennifer Susan Pusenkoff 氏、The Loan Companies 社 CEO兼オーナー Jordan Tabach-Bank 氏。写真:Kevin Schumacher/GIA

何百人もの人々がリクルーターとつながり、マンツーマンの指導を受ける


カリフォルニア州、カールスバッド - 2017年10月24日 - 2017年10月13日に開催された26周年の GIA(Gemological Institute of America)ジュエリーキャリアフェア&オープンハウスには、宝石および宝飾品専門家、求職者、ならびに地元団体の会員 900 名近くが参加しました。 カールスバッドの GIA 本部で開催された毎年恒例の行事は、活気的なパネルディスカッションや教室でのデモンストレーション、マンツーマンの指導、求人活動、新しいインドの宝石ジュエリー展示会のオープニングなどでにぎわいました。また、求職者は数百件にも及ぶ求人募集をしていた36社とつながることができたほか、業界のあらゆる職種からの26名のコーチとマンツーマンで話す機会がありました。
 
このイベントは、オープニング・パネルディスカッションの「Job Success in Today’s Market(今日の市場における仕事の成功)」で幕が開き、GIA 社長兼最高経営責任者(CEO)のSusan Jacques 氏が司会を務めました。「カラーストーンやダイヤモンドに対して情熱を持っているのであれば、自分が何を知っているかではなく、何を知らないのか、そして知らないことをどうやって見つけるか、ということを自問しなければならない」と、AGTA の最高経営責任者 Douglas K. Hucker 氏が言いました。「GIA の長所は自信とツール、知識を与えてくれることで、これらのツールをどのように使うかを見つけ出すのは皆さんの責任です」と、Bhindi Jewelers 社マネージャーの Ashwin Bhindi 氏は小売業者としての経験とソーシャルメディアについての意見を織り交ぜながらお話ししてくださいました。「変化の向かう方向を見極めそれに順応することができさえすれば、新しいチャンスは必ず、やってきます」と、Jennifer Pusenkoff Design, Inc.社デザイナー/社長/CEO Jennifer Susan Pusenkoff 氏は言います。これまでジュエリー・キャリアフェアで10名の GIA 卒業生を採用した融資会社の CEO 兼オーナー Jordan Tabach-Bank 氏は「自分が会社にどれだけの利益をもたらせるかだけでなく、どれだけ会社のコストを削減できるかについても考えてください」と、アドバイスしてくださいました。

One-on-one coaching with 26 industry experts at the 2017 Carlsbad Jewelry Career Fair. Photo by Kevin Schumacher/GIA.
One-on-one coaching with 26 industry experts at the 2017 Carlsbad Jewelry Career Fair. Photo by Kevin Schumacher/GIA.

 
ティファニー・アンド・カンパニーや Stuller、JTV、Leo Hamel、The RealReal など全米から、また遠くはドイツからもたくさんの世界有名ブランドやローカル企業が数百名の求職者とつながることができました。

パネルディスカッション「Creative Careers(クリエイティブなキャリア)」は、JCKマガジンと JCKonline.comの編集長 Victoria Gomelsky 氏による司会で進められました。パネリストには、Arunashi のデザイナー兼 CEO Arun Bohra 氏、K. Brunini Jewels のオーナー/デザイナー Katey Brunini 氏、Lindsay Jane Designs のデザイナー兼オーナー Lindsay Jane 氏、Baggins Inc.社社長 Anil Maloo 氏、RealReal の査定マネージャー Maryanna Nagle 氏、および Somewhere In The Rainbow Collection のキュレーター Shelly Sergent 氏といった方々がいらっしゃいました。この活発なパネルディスカッションでは、多くのトピックが取り上げられました。Maryanna Nagle 氏は「自分の弱点に向かって取り組み、その弱点を習得するまで時間を取ってください。こうやってどんなキャリアでも向上していくのです」と、アドバイスしてディスカッションを終了しました。

Brenda Harwick, manager of on-campus and lab gemology, leads open house guests in classroom demonstration during GIA’s Jewelry Career Fair and Open House in Carlsbad. Photo by Emily Lane/GIA
Brenda Harwick, manager of on-campus and lab gemology, leads open house guests in classroom demonstration during GIA’s Jewelry Career Fair and Open House in Carlsbad. Photo by Emily Lane/GIA

 
オープンハウスの来客は、ジュエリー・キャリアフェア&オープンハウスと合わせて開催されたGIAの最新展示「Centuries of Opulence, Jewels of India(華やかな時代:インドの宝石)」もご覧いただきました。この展示は2018年3月1日まで開催されており、17世紀から20世紀のインドの歴史的なジュエリーや作品が特集されています。 展示内容の詳細については、https://www.gia.edu/gia-museumをご覧ください。

GIA のジュエリー・キャリアフェアはリクルーターのご参加やキャリアコーチのご指導、パネリストの皆様方の専門知識のお陰で成功を収めてきました。次のジュエリー・キャリアフェアはニューヨークで開催される予定です。詳細については、https://www.gia.edu/career-fairをご覧いただくか、careerfair@gia.eduまで電子メールでお問い合わせください。最新情報は、@GIANews #JewelryJobsをフォローしてください。


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ、カラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
      
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じてGIAは、最高基準の誠実性、学術、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。