消費者、業界メディアを驚嘆させたジェモロジストのブラックオパールリング


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Niveet Nagpalのブラックオパールリングは、JCK誌の2015 Jewelers' Choice Awards(2015年ジュエラーズ・チョイス・アワード)で大賞を獲得、そしてWマガジンの2015 Readers' Choice Awards(2015年リーダーズ・チョイス・アワード)でも最優秀賞を受賞しました。
今年は、Niveet Nagpaにとって忘れがたい年の一つとなるかもしれません。彼はOmi Privéの社長兼ヘッドデザイナーとして、特に色鮮やかな18Kイエローゴールドとブラックオパールのリングで消費者や業界から称賛を得続けています。

3月、GIAグラジュエイトジェモロジスト(GG)であるNagpalが、Jewelers' Circular Keystone(ジュエラーズ・サーキュラー・キーストーン誌/JCK)とWマガジンにより 表彰されました。 作品は、4.33カラットのライトニングリッジブラックオパール、0.46カラットのグリーンツァボライトガーネット、 0.24カラットのブルーサファイアと0.42カラットのダイヤモンドがはめ込まれたリングです。 JCKは、Nagpalに大賞とジュエラーズ・チョイス・アワードの「$10,000以上のベストリングデザイン」賞を贈り、2015年3月号の表紙にリングを掲載、 また、Wマガジンは彼を2015年リーダーズ・チョイス・アワードの受賞者として発表しました。

デザインは今年かなりの話題を呼んでいるものの、彼自身はこの業界に30年ほど携わっており、5世代に渡り宝飾業界でビジネスを営んできた家系の出身です。

Niveet Nagpal, G.G., president and head designer of Omi Privé in Los Angeles, left, designed this award-winning 18K gold ring, which features a 4.33-carat (ct.) Lightning Ridge black opal, complemented by 0.46 cts. of green tsavorite garnets, 0.24 cts. of blue sapphires and 0.42 cts. of diamonds. It will be available for viewing during the 2015 JCK Couture Show at the Wynn Las Vegas.
 
彼の両親であるOmiとPreeti Nagpaは、息子であるNagpalがわずか2歳であった1975年にインドから米国に移住してきました。 4年後、Omi Nagpalは6歳の息子をツーソンに初めて連れて行き、カラーストーンの「魅惑的な」世界を紹介しました。 「それは間違いなく私の血に流れるものでした。 その時この世界に情熱を感じとって以来、宝石に夢中です。」と、彼は言います。

Nagpalの父親は1985年に第二の故郷であるロサンゼルスにてOmi Gems(Omi宝石)を設立しました。 そして、社内における自分の居場所は自分で努力して得るものなのだ、と設立当初から息子に明確に話していました。

「ファミリービジネスに加わるには、大学の学位とGIAのグラジュエイトジェモロジスト(GG)のディプロマを取らなければいけないということは明らかでした。」とNagpalは語っています。彼は、街の反対側にあるサンタモニカキャンパスでGIAの最後のクラスの1つを受講する前に、南カリフォルニア大学の経営学部で学士号を得ました。

GIAのスタッフや学友との新しいつながりを確立できたことを「一番の経験」として挙げるとともに、顕微鏡の適切な使用方法や合成石の見分け方などの基礎知識を習得できたとNagpalは話します。 また、彼が持ち合わせていなかった深い科学的知識にも触れることができました。

「私は宝石の実用的知識は持っていましたが、科学的知識を学べたことは大変良かったです。 石が稀少か美しいかだけでなく、なぜ稀少なのか、何が色をそんなに美しくしているかを理解するのに役立ちます。」と、彼は言います。

Nagpal loves to work with colored gemstones as he dreams up his design, such as this platinum ring, left, which showcases a 2.69-carat (ct.) alexandrite center stone, 0.52-cts. of round alexandrites and 0.62-cts. of round diamonds. He especially loves working with Paraiba tourmaline, alexandrites, Padparadscha sapphires, and rubies – such as the 5.59-carat (ct.) oval center stone in this diamond, platinum and 18K yellow gold ring.
また、近道をしない、という重要な教訓も学びました。

「今もまだよく覚えているのですが、ある宝石の鑑別で間違ったことがあったんですね。 スターダイオプサイドをブラックスターサファイヤだと思ったんですよ。ライトを照射したりせず、6条のスターではなく4条のスターだったことに気づかず、ほんの一瞬見ただけで判断してしまったんです。」

パライバトルマリン、パパラチャサファイア、アレキサンドライト、そしてルビーを好きなカラーストーンだとするNagpalは、「美しい宝石を扱い、ジュエリーとしての生命を吹き込む作品をデザインする」ことは、彼の仕事においてもっとも「楽しくてワクワクする」側面だと話します。

American Gem Trade Association(米国宝石取引協会)の理事会メンバーで南カリフォルニアのJewelers 24K Club(ジュエラーズ24Kクラブ)会長に選出されたNagpalはこう続けます。「自分が本当に情熱を感じ、興奮するものを見つけ、それに集中してください。 日々の忙しさに紛れて、この独特な業界でなぜ働いているのか忘れてしまうことも時にはあるでしょう。 自分が真に愛していることは何かを思い出し、それをすることに時間を費やしてください。 それが最終的に、先に進むためのインスピレーションやエネルギーをあなたに与えてくれるものなのです。」 

Nagpal, left, with his son, Nivaan, and father, Omi, hand-selecting sapphires for a new design. The Nagpal family can trace its roots in the jewelry industry to early-1900s Burma.

寄稿者であるJaime Kautskyは、GIAダイヤモンドの修了者およびGIA Accredited Jewelry Professional (AJP アクレディテッドジュエリープロフェッショナル)であり、The Loupe(ルーペ)誌の副編集長を数年間務めていました。