トパーズの説明


トパーズ
ブラジル・オウロプレト産およびロシア・ウラル山脈産のこれらの宝石は、貴重なトパーズのゴールデンオレンジ〜ピンクがかった赤色をしています。 宝石の大きさは、7.61〜14.33カラットです。
多くの消費者は、単に安価なブルー宝石としてトパーズを知っています。 消費者は、そのブルーの色がほとんど全く天然でないと知って驚いています:それは、ほとんどの場合処理によって起こっています。 また、トパーズが、最上級のファンシーサファイヤに匹敵するピンクやパープルなど、宝石愛好家にもっと沢山の色を提供していると知って驚くかも知れません。

赤紫色の梨形トパーズ
ブラジルのキャパオ鉱山産出のこの素晴らしい赤みがかったパープルの梨形トパーズは、この宝石の最高の色を表示します。 ワグナー・コロンバロリ博士提供。
トパーズは、多色性であり、それは、その色が基本の化学成分によってというよりも結晶構造中の不純物又は欠陥によった起こることを意味します。 元素クロムによって、トパーズは、天然ピンク、レッド、そしてヴァイオレットないしパープルの色になります。 トパーズ結晶構造の原子レベルでの欠陥により、イエロー、ブラウン、またブルーに色が変わる可能性があります。 茶色は一般的なトパーズの色で、この宝石は誤って「スモーキークォーツ 」と呼ばれることもあります。

インペリアルトパーズ
現在のところ、インペリアルトパーズの商業用鉱床は、世界で只一つの地域、ブラジルのオウロプレトにしかありません。 6.00カラットの梨型や3.82カラットのアンティークカットは、宝石の色のニュアンスを表しています。 スワとサン提供。
トパーズ結晶
光にかざしたときの、この結晶のカラーゾーンと高いクラリティは明らかに際立っています。 この結晶から、ユニークな宝石を作り出せる可能性があります。 ワグナー・コロンバロリ博士提供。
トパーズはブラウンの他に、種々のトーンやブールー、グリーン、イエロー、オレンジ、レッド、ピンク、パープルの彩度など、とても幅広い色調があります。 無色のトパーズは豊富にあり、往々処理して青い色をつけます。

トパーズ結晶
トパーズの結晶は通常細長く、その長さに平行した溝があります。 このため、普通長い楕円形または梨型にカットします。 これらの結晶は、オレンジ、ピンク、茶色です。 - Eric Welch(エリック・ウェルチ)/GIA(Gemological Institute of America、米国宝石協会)
色の種類は、往々単に色相名、即ちブルートパーズ、ピンクトパーズなど でで鑑別されます が、特別な商品名も数個あります。 極上のトパーズは、中庸のレッディシュ・オレンジからオレンジ・レッドです。 これは宝石の最も高価な色のひとつです。 シェリートパーズは、シェリーぶどう酒にちなんで命名されましたが、イエローイッシュ・ブラウンないしブラウニッシュ・イエローからオレンジです。 この色の範囲の石は、往々上質のトパーズと呼ばれ、同じ様の色だがあまり高価でない黄水晶とスモーキークォーツから区別されます。

トパーズは多色性でもあり、異なる水晶の方向に異なる色を示せることを意味します。