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Mandela Day Libraries(マンデラ・デー図書館)は読書への愛と教育を奨励


マンデラ・デー図書館のオープニングセレモニー
「教育は、あなたが世界を変えるために使用できる最も強力な武器である」と、かつてNelson Mandela(ネルソン·マンデラ)は言いました。 南アフリカのリンポポにあるRefentse(レフェンツェ)小学校の生徒たちは、最近GIAのジュニア宝石鑑定士プログラムに参加することで教育を深めました。 写真提供:GIA
ship•ping con•tain•er(コンテナ)
名詞 \ˈSHipiNG kən-ˈtā-nər\
: 船、飛行機、鉄道やトラックで物資を輸送するために使用される大きな金属製の箱

li•brary(図書館)
名詞 \ˈlī- brer-ē\
: 書籍、雑誌またはその他読み物や教材の借入の選択が可能な場所

これら定義されているものは互いに関連のないようにみえるかもしれませんが、南アフリカ共和国の幾つかの非営利団体にとって、輸送コンテナはどれも前に存在しなかった学校図書館を収容するのに最適なソリューションです。 

最近、GIAはMandela Day Libraries(マンデラ・デー図書館)プロジェクトと提携して、南アフリカの農村リンポポにあるMoime(モイメ)およびRefentse(レフェンツェ)小学校の生徒約1100名のために2つのコンテナ図書館の資金援助をしました。

Mandela Day Libraries(マンデラ・デー図書館)プロジェクトは、新しい床材、断熱材、電気、本棚を輸送用コンテナにリサイクルし改修して図書館を作ることによって、南アフリカ全域の学校で読み書き能力および読書力を高めることに尽力しています。 非政府組織で、国際的に登録された南アフリカベースの慈善団体であるBreadline Africa(ブレッドラインアフリカ)は、プログラムのメインパートナーです。

新しい図書館は、教育や奨学金プログラムを支援するためのGIA寄贈の資金援助によるもので、その多くがGIAのスタッフによって寄贈された約2500冊の教育書を所蔵しています。

「GIAでは、Moime(モイメ)とRefentse(レフェンツェ)の小学校の生徒にこれらの図書館を提供できることを喜んでいると共に、生徒がさらに教育への関心を高めることを願っています。」とGIAのチーフラーニングオフィサー兼教育担当副社長のBev Hori(ベヴ・ホリ)は述べています。

GIAのチーフラーニングオフィサーと教育担当副社長であるBev Hori(左)、とThe Nelson Mandela FoundationのVodacom Change the WorldのボランティアであるAlta Brown Steenkampは、Mandela Day Libraries プロジェクトを通じて読み書きの能力を促進するために協力しています。
GIAのチーフラーニングオフィサー兼教育担当副社長であるBev Hori(ベヴ・ホリ)(左)、とThe Nelson Mandela Foundation(ネルソン・マンデラ財団)のVodacom Change the World(ヴォーダコム・チェンジ・ザ・ワールド)のボランティアであるAlta Brown Steenkamp(アルタ・ブラウン・スティーンカンプ)は、Mandela Day Libraries(マンデラ・デー図書館) プロジェクトを通じて読み書きの能力を促進するために協力しています。 写真提供:GIA
GIAが資金援助した2つの図書館では、地方政府の代表者、教師や部族代表者を招待し、2月19日と20日に除幕式が行われました。 GIAはそのイベント中、そのジュニア宝石鑑定士プログラムに20名の生徒を受け入れました。 このプログラムは、実践的な訓練を通して生徒に宝石学の世界を発見する機会を提供しています。

Moime(モイメ)およびRefentse(レフェンツェ)小学校のコンテナ図書館は、2011年のプログラム開始以来、36番目と37番目のMandela Day library(マンデラ・デー図書館)となります。 このプロジェクトは図書館員による施設管理の訓練も行い、また生徒の読書を奨励します。

「生徒たちは、彼らが経験する世界の状況を改善するための動機と可能性を持っています」とHori(ホリ)は述べています。 「教育は、自分自身や地域社会のためのよりよい生活のビジョンを実現するのに手助けとなる鍵です。 」 

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