同窓会支部

ヒューストン支部: Rémy Rotenier氏によるジュエリーデザイン&レンダリングコース


3日間にかけて行われるこのコースでは、1日目に白黒のスケッチを描き、2日目と3日目に金属と宝石のカラーレンダリングを紹介します。
 
このクラスでは、白黒のスケッチの基礎および不透明、金属製、透明の素材の違いを理解および描写する方法など、レンダリングの手法を学びます。また、異なる輪郭を持つ真っ直ぐなバンドやテーパードドームリングを描く方法や、宝石のスケッチの仕方および宝石の全体像を捉える方法も習得します。これらの技術は、力強い図面を作成する自信を築き上げるのに役立ち、アイデアを伝達し、問題を解決し、紙の上でデザインに磨きをかけることができます。
続けてクラスは、専門的な図面で光沢のある金属と華麗な宝石をレンダリングするための基本的な技法を、伝統的なヨーロッパ方式で紹介します。パリで研修を受けた講師のRémy Rotenierが、どのようにして金属、宝石やその他の素材に命が吹き込まれるかを実演を通して学生に説明します。
 
数多くの資料やデザインキットが学生に配布されますので、自ら練習するのに役立ちます。また、Rotenierがジュエリーデザインの技法を紹介しますので、宝石商や販売員の皆様がより専門的な方法でアイデアを自信を持って紹介したり、クライアントとお話ししている際に彼らのアイデアを表現するのに活用していただけます。
 
パリ生まれのジュエリーデザイナー兼アーティストのRotenierは、宝石・宝飾品に情熱を注ぐ第三世代のデザイナーであり、彼の家族では初めて宝飾業界に従事する方となりました。ジュエリーのカテゴリすべてにおいて豊富な経験を有することで知られており、世界中で最も有名な宝石商とも働いた経験があります。
 
ヨーロッパの高級ジュエリーにおいて最も有名なブランド企業と提携していたCristofol(クリストフォル)に勤務中、パリでジュエリーデザインの学士号を取得しました。また、パリのFrench National Gemological Institute(フランス国立宝石学協会、ING)より宝石鑑別士の学位を取得し、ニューヨークのGIAでダイヤモンドグレーディングのラボクラスを受講しました。

1990年、Rotenier氏ニューヨークのTiffany & Co.(ティファニー・アンド・カンパニー)に入社し、3人のスタッフデザイナーの一人となりました。5年後、Kabana(カバナ)のデザインディレクターとして就任するためにニューメキシコ州に移動しました。2006年以降はジュエリーの傑作品を制作するRémy Design(レミーデザイン)で社長兼マネージングディレクターを務めています。コレクションのデザイン、白黒およびカラーにおけるレンダリング技術の教示、個別の顧客に対するカスタムデザインに注力しています。
 
また、RotenierはサンフランシスコのRevere Academy(リビアアカデミー)、ポートランドのThe Workshops at Wolf Designs、ニューヨークのFITおよびNYJDI、テネシー州フランクリンのNew Approach School(ニューアプローチスクール)、オースティンのCreative Side(クリエイティブ・サイド)でも教壇に立ちました。2015年、『Counter Sketching of Jewelry(ジュエリーのカウンタースケッチング)』および『Color Rendering of Jewelry(ジュエリーのカラーレンダリング)』という2つのDVDセットを発売しました。これらのCDはRio Grande(リオグランデ)社のカタログよりご購入いただけます。
 
Rotenierは、QVC(米国およびロンドン)、ミネアポリスのValue Vision(バリュービジョン)そしてRémy Rotenier for Bella Luceとして彼のコレクションが販売されているJewelry Televisionなど、いくつかのショッピング番組で彼のデザインを発表しています。

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