原産地への探究心:パキスタン
8月 28, 2015
記事とビデオによるこのシリーズでは、GIAフィールド宝石学者のチームを追って、アフガニスタンの山々からスリランカのジャングルまで、カラーストーンの原産地の探索やこれを追求する人々の旅を紹介します。 このスリル満点の旅では、遠く離れた宝石の鉱山に視聴者をお連れします。地球からの贈り物、自然界の宝と戦うのに求められる過酷な労力を目にすることでしょう。
カラーストーンの探求は、その石の美しさ、原産地の特色や魅力、発見を導いた冒険、原産地を探し求める人々のストーリーから生まれます。 これらの要素がひとつにとなって、時代を超え宝石の魅力を作り上げ、それは現代でもなお引き継がれています。

パキスタンはジュエリーや鉱石のコレクターに宝石による富をもたらしています。 パキスタンSkardu地方の素晴らしい結晶試料、フンザ渓谷のルビー、スワト渓谷のエメラルドはこの地域の宝物のほんの一例です。
ギルギット/フンザ渓谷のあたりまではイスラマバードから車で17時間かかります。フライトは山の天候条件のためキャンセルされることがよくあります。 カラコルム・ハイウェイは、カラコルム、ヒンドゥ・クシュ、ヒマラヤの3つの山脈がつながっている場所を通ります。 これら3つの山脈が衝突して作られた劇的な力によって、宝石と地域の険しい地形の形成という地質学的イベントにつながりました。 このハイウェイは昔のシルクロードの一部で、今日、この道を走行すると爽快な経験になるでしょう。
スワット渓谷は中央アジアのスイスと呼ばれてきました。 これは、この地域は冬になると、雪で覆われた美しい山々に囲まれるためです。 パキスタン軍とタリバン兵士の暴力的衝突の後、タリバン支配の崩壊につながり、エメラルドの鉱山は地域や人々の生活を再建するための手段として再開されました。
宝石の宝探しにビデオでご参加ください。 真に「現実的な映像」を通し、カラー宝石の採鉱から市場もたらすまでの努力と危険を伴う作業を目の当たりにすることでしょう。