Gems & Gemology(宝石と宝石学)2016年夏号:カナダでのダイヤモンド採鉱開始
「ファベルジェのフィギュア」、「責任ある採鉱」ほか豊富な内容を掲載
カリフォルニア州CARLSBAD(カールスバッド) - 2016年8月5日 - 宝石&宝石学(G&G)の2016年夏号では、研究者らが亜北極の遠隔地にあるディアビック鉱山へ旅して、カナダのダイヤモンドの魅力的な物語を紹介しているほか、ファベルジェの素晴らしい2体のフィギュアや、責任ある採掘に向けた絶え間ない取り組みについて検討しています。 また、GIA から四半期ごと発行されるこの専門ジャーナルでは、コロンビアのエメラルド採鉱の多彩かつ豊富なエメラルド生産時代について扱うとともに、3019カラットのホワイトオパールを博物館に置けるほどの品質の宝石に仕上げる過程を検討しています。 本号は、紙媒体またはオンラインで閲覧できるようになりました。G&G のカバーストーリー「Mining Diamonds in the Canadian Arctic: The Diavik Mine(カナダ北極圏におけるダイヤモンド採掘:ダイアヴィク鉱山」では、ダイアヴィク鉱山の発見、開発、運用について探るとともに、2024年の計画的閉鎖についても言及しています。この閉鎖で同鉱山は、開業時とほぼ同じ元の状態に復元される予定です。 GIA の James Shigley 博士、Russell Shor、Pedro Padua、Mike Breeding 博士が、ワシントンのカーネギー研究所 の Steven Shirey 博士および Diavik’s Douglas Ashbury とともに、同鉱山が持つ「一級のダイヤモンド原産地」という価値の先にある、「カナダ盾状地の真相理解を深める案内役」としての価値を見据えています。 ダイアヴィク鉱山のキンバーライトから得られる情報を集めることにより、地質学者は北アメリカ大陸の初期の歴史を再構築することができるのです。 この記事は、ダイアヴィク鉱山で撮影された独占映像が補足されています。
次に、ジュエリーの歴史家 Timothy Adams と Christel Ludewig McCanless が、ロマノフ女帝のコサック騎兵を表現したファベルジェの見事なフィギュアについて、そのデザイン、構造、歴史を議論しています。 3つ目の記事では、GIA の Jennifer-Lynn Archuleta が、カラーストーン業界における、倫理的でサステイナブルな「鉱山から市場へ」のサプライチェーンを構築する継続的試みについて洞察を提供しています。
「注記 及び 技術」のセクションでは、宝石細工職人 Ted Grussing が、オーストラリア産3019カラットの宝石品質のホワイトオパールをカットし、表面全体に遊色効果を持つ1040カラットの宝石へと仕上げるのに、どのような特別な考慮を加えたのかを紹介しています。 フィールドレポートでは、GIA の Robert Weldon と彼の共著者が、世界的に有名な Chivor 鉱山へ足を運び、コロンビアのエメラルド採掘における黄金時代の経営者 Peter Rainier の活躍を辿ります。
同号は、定期掲載のラボノート、ミクロ・ワールド、ジェム・ニュース・インターナショナルの記事で締めくくられています。 1934年から現在にいたるまでの全号を含むG&Gの無料アーカイブ、詳細記事、数百にも渡る写真、貴重なビデオ映像は、GIAのウェブサイトhttp://www.gia.edu/gems-gemologyからご覧いただけます。
G&G の2015年春、夏、秋、冬号を基にした、知識チェックをしたい方は、8月12日まで、2016年 G&G チャレンジに参加することができます。