記者発表

フィールド研究員が主要なモザンビーク・ルビー鉱床の進展に立ち会う


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写真撮影:Vincent Pardieu、© GIA
MRM洗鉱工場にてジグを開けるとルビーがある。

GIAチームがMontepuez(モンテプエズ)鉱山を探る

カリフォルニア州カールスバッド - 2014年9月29日 - GIA (Gemological Institute of America) フィールド研究員は2014年9月初め、同研究所の宝石鑑別データベースに追加するルビーのサンプルを収集することと、鉱床の現状を記録するためにモザンビークのMontepuez(モンテプエズ)採鉱地域を訪れました。Montepuez Ruby Mining Company (モンテプエズルビー·マイニング社)は、2012年に事業が生産段階に達して以来、160万トンの鉱石を採取しルビーとコランダムを800万カラットを回収するなど、急速に拡大しています。フィールドジェモロジストのAndrew LucasとVincent Pardieu、Gems & Gemology(宝石宝石学)(G&G)技術編集者のTao Hsu、ビデオ・カメラマンのDidier Gruel、遠征ゲストのStanislas DetroyatからなるGIAチームは、サイズ、色、および様々な含有物のルビー標本を多く発見しました。
 
2009年にMontepuez(モンテプエズ)ルビー鉱床が発見されて以来、GIAの研究者による探査は今回で3回目になります。この主要鉱床の進展に立ち会うことに深く興味を掻き立てられます。MRMが生産段階に達したことは我々の目からも明らかですが、生産は始まったばかりだと考えています。鉱床は非常に豊富で採掘しやすく、主要道路沿いにあり、モザンビークの港街Pemba(ペンバ)近くに位置しています、とPardieuは述べています。
 
現在MRMは600人の従業員を抱え、採掘抗が4つ、高度な洗鉱石工場、適切なルビー評価システムを備えた選別施設、大規模な探鉱システムとベースキャンプがあります。2つの鉱床で採鉱が行われており、角閃石、マイカ、フェルスパー(長石)に関連するManinge Niceの初生鉱床からは、ルビーが産出されています。Mugloto、Ntorro、Glassでは、現在のまたはかつての河床に沿った二次鉱床からはルビーが発見されています。同社では、Mugloto地域の数百万年におよぶ風化で現れた、浅く(4〜8メートル)て、質が良くきれいなルビーが出る二次鉱床に着目しています。
 
生産が続く中でも、初生鉱床のコアボーリング調査、二次鉱床はオーガードリルでの探査が急速に進められています。この鉱床で産出したルビーが世界市場のルビー供給構造を変えるだけでなく、ルビーの取引の方法をも変えるかもしれない、と Lucasが付け加えました。
 
宝石やジュエリーに対する公共の信頼を確保するという使命に沿って、GIAでは、定期的に世界中の重要な宝石・ジュエリー拠点への研究調査旅行を行い、その研究結果を研究実践と教育プログラムに組み込み、また業界人や公共の人々にその結果を伝える取り組みを行っています。GIAは、これらの訪問の際に交通や情報にご協力いただき深く感謝いたします。ただし、こうした内容はGIAの商業的推奨を示すものではありません。このモザンビークへの遠征から得られた研究結果は今後G&Gの記事および、www.gia.edu のフィールドレポートとドキュメンタリービデオで紹介されます

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量から成る著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じてGIAは、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。