記者発表

水面下:母貝と真珠が生み出す多彩な世界


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GIAの次回の宝石ミーティングは、1月30日にバンコクで開催されます。

カリフォルニア州カールスバッド - 2013年1月28日 - 地球において、海、川、湖の水面下は、自然界によるユニークな恵みの一つ、真珠を作り出す美しい母貝の生命で溢れています。 GIA(Gemological Institute of America)で真珠鑑別の監督者を務めるNicholas Sturmanが、1月30日にバンコクで開催される次回のGIA宝石ミーティングで真珠とその母貝について説明します。 

母貝は、さまざまな色をしており、驚くほど多様な形状、模様や大きさがあります。  世界最大の貝殻(シャコガイ)から最小のもの(マメシジミ)に至るまで、これらの多様な生物を称える理由は数多くありますが、 その中でも最も素晴らしい理由のひとつとして、真珠を生み出せることが挙げられます。 

Sturmanは、重要で、よく見られる真珠を生成する母貝に加え、極めて稀な種について説明するとともに、これらで観察される様々な構造を紹介します。 また、その色合い、構造、光学的特性に関連する話題も取り上げます。

詳細にわたる真珠の検査において23年以上の経験を持つSturmanは、この宝石ミーティングで独自の視点を発表します。 同氏は、Gemmological Association of Great Britain (英国宝石学協会)のフェローシップ(FGA)およびダイヤモンド会員(DGA)を取得し、バーレーンで16年以上も真珠の研究を行い、Bahrain Government’s Gem and Pearl Testing Laboratory(バーレーン政府宝石真珠試験所)において宝石学のアドバイザーを務めました。 また、2008年以来GIAの一員でもあります。

GIA宝石ミーティングは、 1月30日午後6時より、クラウンプラザホテル バンコク ルンピニーパーク(旧パンパシフィック)の21階「クラウンルーム1-3」にて行われます。参加費は無料となっております。

座席が限られておりますので、1月29日までにpkosolsu@gia.eduまでEメールで、またはGIAバンコクラボ(02-632-4090)、タイキャンパス(02-632-4590)へお電話でご予約ください。 詳細については、www.giathai.net/news.phpをご覧ください。  


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年には国際ダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じてGIAは、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。 www.gia.eduをご覧ください。