GIA、すべての真珠分類レポートに対し範囲を広げた真珠層スケールを導入
消費者保護と取引ニーズへの対応
カリフォルニア州カールスバッド ー 2025年5月19日 ー GIA(米国宝石学会)は、すべての 真珠分類レポートに対し真珠層の評価により広いアプローチを導入します。これにより、定評のある真珠の包括的な分類システムであるGIAの7つの真珠評価要因™に重要な更新が加えられることになります。
これまで、GIAはいくつかの要素に基づいて真珠層を「許容範囲内(Acceptable)」または「許容範囲外(Unacceptable)」に分類していました。 「許容範囲内」は、厚さ、積層、状態などにおいて商業的に期待される真珠層の品質を示し、「許容範囲外」は、薄さ、白濁化、損傷など、耐久性に影響を及ぼす可能性のある品質の低い真珠層を示します。 世界的な真珠取引関係者からの見解や要望を受けて、新しいスケールでは、真珠層の連続性と品質について、他の品質要因とより整合性のある方法で説明し分類します。
この真珠層スケールは、真珠の成長過程における真珠層の積層や連続性の違いを示すことができる、表面や表面下の特徴が様々な真珠サンプルを詳細に調べることによって開発されました。 この更新の結果、提出された真珠の大半は真珠層が「許容範囲内」ではなく「良好」に分類されることになりました。
分類サービスでは、一粒真珠、ストランド、その他のアイテムにおける真珠層は、摩耗、損傷、改良、処理などを含む採集後の状態や巻きの厚みに対する業界の基準などに加えて、真珠層の表面あるいは表面下に肉眼で見られる動き(真珠層の変化)に基づいて評価されます。 真珠層はGIAの5つの分類範囲(Excellent、Very good、Good、Fair、Poor)のいずれかに分類され、すべてのGIA真珠分類レポートに記載されます。
「真珠層の形成は、真珠の成長過程において重要な役割を果たします。その構造は、真珠の大きさ、形、光沢、表面の質など、他の評価要因に影響を与えるからです。 真珠層の厚みと連続性は真珠の耐久性にも影響します」とエグゼクティブ バイスプレジデント兼チーフ ラボラトリー アンド リサーチ オフィサーのTom Mosesが述べます。 「この真珠層品質スケールの更新は、GIAの7つの真珠評価要因の分類システムにおける既存の真珠層品質説明に改良を加え、お客様により良いサービスを提供するものです。」
GIAの真珠レポートとサービスの詳細については、https://www.gia.edu/gem-lab-service/pearlをご覧ください。
GIAは1949年以来、天然真珠と養殖真珠の鑑別と分類におけるリーダー的役割を果たしてきました。 GIAは米国連邦取引委員会の宝飾業界向け真珠ガイドラインの改訂に貢献し、世界の主要な真珠会社と協力して真珠の表記に関する包括的な基準を開発する役割を担っています。 これらの基準は、サイズ、形、色、真珠層、光沢、表面、連相(マッチング)のGIAの7つの真珠の評価要因です。
GIA養殖真珠分類レポート#2233514599のサンプルは、より広い真珠層スケールが適用されており、GIAレポート チェックサービスでご覧いただけます。