記者発表

GIA、世界レベルの真珠検査施設を開発するためにバーレーンと提携


覚書により、バーレーンの真珠採取の歴史が発展

バーレーン - 2014年1月9日 - バーレーン商工省、バーレーン経済開発委員会(EDB)およびGIA(米国宝石学協会)は、バーレーン王国の宝石および真珠検査ラボ(GPTLB)を世界クラスの天然真珠研究センターへと発展させるために協力するという覚書に署名しました。
 
「私たちはGIAの専門知識と研究を生かし、天然真珠の研究と生産を率先する施設として、バーレーンの歴史と評判の構築に貢献できることを、非常に嬉しく思います」と、GIAの上級副社長兼ラボ及び研究主任責任者であるTom Moses(トム・モーゼス)は語っています。
 
2013年11月に合意したこの構想は、GPTLBの生産能力、研究、専門知識および技術を高め、更なる成長機会を認識することにより、バーレーンの真珠産業を守り、豊かにすることを目的としています。 覚書は、かつてバーレーン王国の経済の主軸とみなされていた産業である、世界の真珠生産拠点としてのバーレーンの歴史に基づいています。
 
「これは、バーレーンの真珠産業にとって、たいへん喜ばしい進展です。 GIAとの提携により、GPTLBは地域的および国際的な取引と、急成長を遂げる分野における投資の機会を十分に生かすために必要な設備と専門知識を与えられます」と商工大臣であるHassan Abdullah Fakhro(ハッサン・アブドラ・ファクーロ)博士は語ります。
 
「我々は、GPTLBがバーレーンの真珠生産能力を増強するために必要なツールを持っていることを確実にするために、宝石・宝飾品における研究、規格および教育の主たる供給源、GIAと協力して作業をすすめることができるのを喜んでおります」と、運輸大臣でありバーレーンEDBの最高経営責任者(CEO)代理のH.E. Kamal bin Ahmed(H.E. カマル・ビン・アーメド)は 説明します。 「歴史的に、真珠の採取はバーレーン経済の根幹でした。そこで世界レベルの技術とプロセスを組み合わせて我が国の伝統を活用し、バーレーンに優れた産業の中心を構築したいと思います」

GIAは、中東での存在感を確立しており、バーレーン、ドバイ、クウェート、レバノン、カタール、サウジアラビア、トルコなどの主要取引センターで教育プログラムとコースを実施しています。

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (米国宝石学協会) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 GIAは1950年代初めにカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを発明し、1953年には今日では実質世界のすべての専門的な宝石商により認められている国際ダイヤモンド·グレーディング·システム™を作成しました。
 
研究、教育、宝石学ラボサービスおよび機器の開発を通じ、GIAは、最高基準の安全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを守ることにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。 www.gia.eduをご覧ください。