GIAにおけるCARES Act(HEERF I)、CRRSAA(HEERF II)、ARP(HEERF III)による財政支援



GIAはCOVID-19による影響を引き続き注意深く監視しており、このパンデミックのため生じたいかなる困難な状況をも克服するために学生の皆様を支援する対策を講じています。GIAはこの困難な時期に皆様を支援しており、COVID-19の影響を受けた学生は財政支援を利用することが可能です。

GIA Higher Education Emergency Relief Fund(高等教育緊急救済基金)に関するレポートをご覧ください。

学生用

学内用

ARP/HEERF III

American Rescue Plan Act of 2021(2021年米国救済計画法、ARP)/Higher Education Emergency Relief Fund III(高等教育緊急救済基金、HEERF III)に関する最新情報:

2021年3月11日、バイデン大統領は、American Rescue Plan Act of 2021(米国救済計画法、ARP) (Pub L. 117-2)に署名しました。ARPは、高等教育緊急救済基金(HEERF)に約396億ドルを充当し、コロナウイルスの予防、準備、対応のためにHEERFに割り当てられた第3回目の資金となりました。これまでをまとめると、Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act(コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法、CARES Act、Pub. L. 116–136)、Coronavirus Response and Relief Supplemental Appropriations Act, 2021(コロナウイルス対策・救済追加歳出法、CRRSAA、Pub. L. 116-260)、ARPでは、HEERF I、HEERF II、HEERF IIIがそれぞれ定められています。

HEERF IIIは、CRRSAAの下でHEERF IIプログラムのように構成されており、ARP(a)(1)プログラムの法定要件によると、コロナウイルス感染症によるキャンパスの運営の中断に関連する費用(食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費など、学生の受講にかかる諸費用において対象とされる費用)をカバーするために、この救済金が使用される必要があるとされています。5月14日時点におけるHEERF II資金の残余額は、HEERF学生救済金の対象となる難民、亡命希望者、Deferred Action for Childhood Arrival(若年移民に対する国外強制退去の延期措置、DACA)の受給者、その他のドリーマー(幼少期に親に連れられて不法入国した者)、同様の不法滞在中の学生(米国以外の居住者を含む)に授与される場合があります。  ARPの条項18004(a)(1)にて定められた配分計算方式に基づくと、GIAは合計$457,257(約4960万円)を受理する予定です。この金額のうち、$228,629(約2480万円)が対象となる学生に直接配分される必要があります。
 
ARPは、教育機関に割り当てられた金額が学生への緊急財政救済金に完全に使用されない場合、公立および私立の非営利団体に対するHEERF IIIの教育機関の割り当て分としての2つの新しい用途を定めており、その資金は、次の目的で使用される必要があります。(a)公衆衛生上の感染症問題に関する指針に従ってコロナウイルス感染症を監視および抑制するための根拠に基づく慣行を実施する。(b)HEAの第479A条に記載されている、家族または独立学生(扶養家族の対象外)による最近の失業、またはその他の状況に起因する学資援助の調整を受ける機会について、学資援助の申請者を直接支援する。 
 
グループ1:連邦政府による学生援助への無料申請(FAFSA)を行った学生。検証プロセスが完了し、学資援助が計算されており、上記のTitle IV により承認されたプログラムのいずれかに登録されている。支給額は、FAFSAで計算された予想負担額(EFC)に基づきます。このグループの学生に関しては、HEERF IIIの総額は、2021~2022年度ペル奨学金の最高額の合計に照らし、$5,629(約61万円)以上になることはできません。
 
グループ2:FAFSAを申請していない学生で、上記のTitle IVにより承認されたプログラムのいずれかに登録しており、かつFAFSAを申請する資格がある学生(難民、亡命希望者、DACAの受給者、その他のドリーマー、同様の不法滞在中の学生(米国以外の居住者を含む)が含まれます)。
 
グループ3:上記のTitle IV以外のプログラムのいずれかに登録している、上記の学生[難民、亡命希望者、DACAの受給者、その他のドリーマー、同様の不法滞在中の学生(米国以外の居住者を含む)が含まれます]。
 
グループ4:グループ1、2、3に対する援助以外に、さらなる支援の必要性を示した学生。必要性の対象となるのは、このパンデミックが原因で生じた食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費、その他の費用です。これらの学生は、追加の緊急HEERF II 救済金を申請することができます。ただし、COVID-19によるキャンパス運営の支障のために学業に関連する予期せぬ費用がいかにして発生したかについて説明する申請書を提出する必要があります。GIAは、資金が使い果たされるまで、学生が指定したニーズと書面に記載された費用に基づいて資金を割り当てます。この学生のグループは、2021~2022年度ペル奨学金の最高額の合計に照らし、HEERFの総額として$5,629(約61万円)以上を受理することはできません。

学生支援緊急給付金申請書をダウンロード

GIAは、HEERF IIIからの緊急救援基金を以下の通り学生に授与します。

グループ1(EFC 0-2000)
$2,000(約21万円)
グループ1(EFC 2001-5846)
$1,500(約16万円)
グループ1(EFC 5847以上)
$750(約8万円)
グループ2
$500(約5万円)
グループ3
$500(約5万円)
グループ4
最大$5,629(約6万円)

CRRSAA/HEERF II

Coronavirus Response and Relief Supplemental Appropriations Act 2021(コロナウイルス対策・救済追加歳出法、CRRSAA)/Higher Education Emergency Relief Fund II(高等教育緊急救済基金、HEERF II)に関する最新情報:

1月14日、米連邦政府教育省は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックの間に学生にサービスを提供し、学生が引き続き学習を継続できるように、高等教育機関が利用できる追加の救済金について発表しました。救済金は、コロナウイルス対策・救済追加歳出法(CRRSAA)によって配分されます。

HEERFプログラムの法定要件によると、コロナウイルス感染症によるキャンパスの運営の中断に関連する費用(食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費など、学生の受講にかかる諸費用において対象とされる費用)をカバーするために、この救済金が使用される必要があるとされています。CRRSAAの条項18004(a)(1)にて定められた配分計算方式に基づくと、GIAは合計$251,997(約2800万円)を受理する予定です。この金額のうち、$88,071(約970万円)が対象となる学生に直接配分される必要があります。

資格を持つ学生とは、GIAの米国キャンパスでのグラジュエイト ジェモロジスト(Graduate Gemologist、GG)、グラジュエイト ジュエラー(Graduate Jeweler、GJ)、またはジュエリー デザイン&テクノロジー(Jewelry Design & Technology、JDT)プログラムで受講を開始し、2020年3月16日(カールスバッド キャンパス)または2020年3月12日(ニューヨーク キャンパス)にてクラスを受講していた必要があります。これらの3つのプログラムの中で、GIAは、米連邦政府教育省の指導に従い、救済金を受理する資格を持つ学生を 3つのグループに分類しました。

グループ1:連邦政府による学生援助への無料申請(FAFSA)を行い、上記の資格を満たしている学生。承認プロセスおよび学資援助の支給額の計算が既に完了している必要があります。支給額は、FAFSAで計算された予想負担額(EFC)に基づきます。

グループ2:FAFSAを申請する資格を持っているが、まだ申請していなく、上記の資格を満たしている学生。これらの学生は、FAFSAを申請する資格を得るための次の基準をすべて満たす必要があります:米国市民または対象とされる非米国市民、有効な社会保障番号の所持、男性の場合は 選抜徴兵制度に登録済、高校の卒業証書またはGEDの取得、もしくは認可済みのホームスクールの環境で高校課程を修了。

グループ 3:上記のタイトルIVまたはタイトルIV以外のプログラムの両方を含むプログラムの1つに登録している学生、および/もしくはグループ1または2の支給額を超えたさらなる支援の必要性を実証した学生。必要性の対象となるのは、このパンデミックが原因で生じた食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費、その他の費用です。これらの学生は、追加の緊急HEERF II 救済金を申請することができます。ただし、COVID-19によるキャンパス運営の支障のため、学業に関連する予期せぬ費用がいかにして発生したかについて説明する申請書を提出する必要があります。GIAは、資金が使い果たされるまで、学生が指定したニーズと書面に記載された費用に基づいて資金を割り当てます。最大支給額:2000ドル

資格を持つ学生はどのように通知を受け、救済金を受理しますか?

学生には、セキュリティで保護されたEメールにて通知されます。学生は「高等教育機関緊急援助金」認定フォームを記入し、GIAまで提出する必要があります。小切手が30日以内に学生に郵送されるか、学生の同意を得た場合は授業料の支払いに使用される口座に振り込まれます。

学生が受理した救済金の使用用途について制限がありますか?

米連邦政府教育省が概説しているように、救済金は、食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費など、新型コロナウイルス感染症によるキャンパス運営の支障に関連した出費に対して使用される必要があります。

CARES法による財政支援はCRRSAAによる財政支援とどのように異なりますか?

CARES法とは異なり、CRRSAAは、高等教育機関がペル奨学金を受理している学生のように「特別な助けが必要」な学生を優先することを義務付けています。ただし、学生に学資援助の助成金を授与する際にペル奨学金受給者に限定されるというわけではありません。

CARES法より救済金を受け取りましたが、CRRSAA(HEERF II)からも救済金を受け取ることはできますか?

入学合意書に署名し、GIAの米国のキャンパスで行われているTitle IV承認プログラム[グラジュエイト ジェモロジスト(Graduate Gemologist、GG)プログラム、グラジュエイト ジュエラー(Graduate Jeweler、GJ)プログラム、またはジュエリー デザイン&テクノロジー(Jewelry Design & Technology、JDT)]にて受講を開始した後、現在も受講しており、休学が承認されている場合、HEERF IIによる助成金を受理する資格があります。CRRSAAのガイダンスに従って、GIAは「特別な助けが必要」な学生を優先します。対象となるEFC(FAFSAで公式に計算された家族が負担するべき金額)を有する学生は、グループ1 HEERF II 救済金を受理する対象となります。

CARES/HEERF I

米国連邦政府によるCares Actとは何ですか?

コロナウイルス支援・救済・経済安全保障(Coronavirus Aid, Relief and Economic Security、CARES)法は、2020年3月27日に署名され米国連邦法となりました。CARES法は、教育機関を含む、米国経済の様々な面で金銭的補償および支援を提供します。

GIAはCARES法による救済金をどのくらい受理しましたか?

CARES法により、約140億ドル(1兆5千億円)の救済金が米国の中等後教育機関を支援するために配分されました。米連邦政府教育省は、複雑な数式を用いて各機関に授与される金額を決定しました。GIAは176,142ドル(約1,900万円)の救済金を受理し、その少なくとも50%は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるパンデミックの結果経済的に困窮し、金銭的な必要性を示した、資格のある学生に対して緊急支援助成金として提供する必要があります。

どの学生が救済金を受理する対象となりますか?

CARES法の成立を受けてGIAは、GIAの各部門の代表者で構成される対策本部を設立しました。この対策本部は、米連邦政府教育省の法律と指導を確認し、学生への救済金の配分と支給に関する勧告を行うことを目的としています。GIAの上級首脳陣は、最終的な勧告を承認しました。

資格を持つ学生とは、GIAの米国キャンパスでのグラジュエイト ジェモロジスト(Graduate Gemologist、GG)、グラジュエイト ジュエラー(Graduate Jeweler、GJ)、またはジュエリー デザイン&テクノロジー(Jewelry Design & Technology、JDT)プログラムで受講を開始し、2020年3月16日(カールスバッド キャンパス)または2020年3月12日(ニューヨーク キャンパス)にてクラスを受講していた必要があります。これらの3つのプログラムの中で、GIAは、米連邦政府教育省の指導に従い、救済金を受理する資格を持つ学生を 3つのグループに分類しました。

グループ1:連邦政府による学生援助への無料申請(FAFSA)を行い、上記の資格を満たしている学生。承認プロセスおよび学資援助の支給額の計算が既に完了している必要があります。支給額は、FAFSAで計算された予想負担額(EFC)に基づきます。

グループ2:FAFSAを申請する資格を持っているが、まだ申請していなく、上記の資格を満たしている学生。これらの学生は、FAFSAを申請する資格を得るための次の基準をすべて満たす必要があります:米国市民または対象とされる非米国市民、有効な社会保障番号の所持、男性の場合は 選抜徴兵制度に登録済、高校の卒業証書またはGEDの取得、もしくは認可済みのホームスクールの環境で高校課程を修了。

資格のある学生はどのように通知を受け、救済金を受理しますか?

学生には、セキュリティで保護されたEメールにて通知されます。学生は「高等教育機関緊急援助金」認定フォームを記入し、GIAまで提出する必要があります。小切手が30日以内に学生に郵送されます。

学生が受理した救済金の使用用途について制限がありますか?

米連邦政府教育省が概説しているように、救済金は、食費、居住費、コース教材、テクノロジー、医療費、養育費など、新型コロナウイルス感染症によるキャンパス運営の支障に関連した出費に対して使用される必要があります。