Shipleyは、個人的な経験と向上への取り組みを基にGIAとその使命を形成しました
2月 4, 2013
彼の立場だったら、どのように感じたことでしょうか？
おそらくRobert M. Shipleyと同様、謙虚な気持ちになったことでしょう。彼の専門知識の欠如は1920年代半ばの米国の宝石商に典型的なものでしたが、彼はそれらの反省のきっかけとなった出来事に駆り立てられ、最終的には宝石や宝飾業界を変えるに至りました。
まず、Shipleyは離婚により宝飾品店を失い、成功の飽くなき追求の年々から回復するためにヨーロッパに向かいました。その間、彼は英国ゴールドスミス協会による宝石学通信教育を修了し、宝石商から教師と宝石学専門家への個人的な改革の基盤を築きました。
Shipley、1929年に米国に戻り、1930年9月16日にロサンゼルスで同氏の「宝石学予備コース」を始めました。その後の数年間、狂信者のひたむきさをもって、宝石学教育を通しての宝飾品業界のプロ化に邁進し、中古車で走り回り数千マイルをカバーしました。
彼の目標は、宝石商を訓練して「認定」することで宝飾品の取引に対する消費者の信頼を回復し、最終的には全米協会を設立することでした。
医師、建築家やエンジニアと同様、宝石鑑別士も決められた研修と試験を完了し、宝石学という新しい職業で消費者への優れたサービスを提供する必要がある、とShipleyは語っています。
彼のコンセプトはGIAの種であり、米国の、そして最終的には世界の宝石および宝飾業界を変革することとなりました。
Shipleyの専門知識の探究、自分の知識やスキルを向上させることへの献身、そして顧客は何を買っているかを知る必要があるという彼の信念は、GIAの使命の中心的原則です。今日も、私たちは日々の仕事にそしてGIAの将来の計画にこれらの同じ原則を適用しています。
