Richard T. Liddicoat(1918~2002年)


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Richard T. Liddicoat(リチャード T. リディコート)は、トルマリン種リディコータイトの名前の由来となったことを含め、彼の一生において数々の賛辞を受けました。 しかし、「現代宝石学の父」というひとつの名誉がすべてに勝ります。

ミシガン大学の鉱物学の修士学位を完了した後、Liddicoatは教育部門のアシスタントディレクターとして1940年にGIAに入社しました。 カラーストーンにおける彼の初期の業績によって、1947年にHandbook of Gem Identification(宝石鑑別ハンドブック)を出版することになりました。 12版を重ねた今でも、これは宝石学で最も権威ある教科書のひとつとなっています。 1952年に彼はGIAのエグゼクティブディレクターとしてRobert Shipleyの後継者となり、就任したGems & Gemology(宝石 と 宝​​石学)の編集長の役目をその後50年間続けました。

Richard T. Liddicoat
現代宝石学の父


研磨ダイヤモンドの品質を記述するための一貫性のある基準を長い間求めていたLiddicoatは、GIAのD-Zダイヤモンドグレーディングシステムを構築者しました。 このシステムは1953年に導入され、世界のダイヤモンド業界におけるその高い評判から、2年後にはGIA初のダイヤモンドグレーディングレポートを発行するに至りました。

LiddicoatはThe Diamond Dictionary(ダイヤモンド辞書)(1960) とThe Jewelers’ Manual(宝石商の手引書)(1964)の初版本を共同執筆しました。 また、1971年の日本での提携を皮切りに、彼はGIAの教育の提供を国際的に拡大しました。 1983年にGIA社長を退任した後、Liddicoatは理事会の会長となり、2002年に亡くなるまでその役を務めました。