記者発表

Tom Moses氏が5月にGIA退任


カリフォルニア州カールスバッド– 2026年3月5日 – GIAは本日、米国宝石学会(GIA)執行副社長兼最高研究・ラボラトリー責任者であるTom Moses氏が、約50年にわたる勤務を経て同機関を退任することを発表しました。 Moses氏は円滑な移行を確保するため、5月までGIAに留まります。同氏と同機関はこの移行に向けて過去数年間準備を進めてきました。 彼の貢献を称え、名誉宝石学研究最高責任者に任命されます

今後数か月間、Tom Moses氏はGIAの研究およびラボチームと緊密に連携し、同機関の業界をリードする研究活動のさらなる強化、クライアント支援、そしてミッションの推進に取り組みます。

「Tomがグレーディングに注いだ厳格さ、科学に注いだ規律、顧客に注いだ揺るぎない集中力、そしてリーダーシップに注いだ謙虚さは、私たちが目指す最高の姿を体現しています」と、GIAの社長兼CEO Pritesh Patel氏は述べました。「50年は単なる時間の尺度ではありません。GIAにとって、それはTomの献身、探究心、そしてリーダーシップによって牽引された目覚ましい成長の期間でした。 彼の永続的な遺産は、彼が形作りに貢献した基準と、彼が導き、鼓舞した何世代にもわたる専門家たちの中に生き続けています。」

「私はこの上ない幸運にも、二人の偉大な宝石鑑定士と共に働くことができ、彼らを師と仰ぐことができました」とMoses氏は語りました。  「Richard Liddicoat氏には、私を雇ってくださったこと、そして献身的なご指導を賜ったことに、いつも感謝しております。また、20年間にわたり緊密に協力したRobert Crowningshield氏には、その並外れた知識を分かち合ってくださったこと、そして友情を賜ったことに、深く感謝しております。 彼らの遺産を称える最良の方法は、地球の宝物に対する理解を深める継続的な研究を通じて行うことにほかなりません。」 

Moses氏は1976年にグラデュエイト・ジェミロジストのディプロマを取得した後、GIAサンタモニカ・ラボラトリーに勤務しました。 その後、彼はニューヨーク市に移り、師であるRobert Crowningshield氏のもとで働くことになりましたた。Crowningshield氏は世界で最も尊敬される宝石鑑定士の一人でした。 彼はGIAにおいて数多くの指導的役割を担い、『Gems & Gemology』誌およびその他の査読付き学術誌向けに100本以上の技術論文を共同執筆しました。 Moses氏は期間の国際的拡大の原動力となり、GIAを宝石学と教育のグローバルリーダーへと変貌させ、10カ国に10の研究所と7つの学校を展開するに至りました。 Moses氏のリーダーシップは、2002年にRichard T. Liddicoat功績賞を受賞した際、さらに認められ、2013年にはGIA理事会に選出されました。


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。GIAはカラー、クラリティ、カット、カラット ウェイトからなる有名な4Cを考案し、さらに1953年にはダイヤモンドの品質の基準として世界中で認知されているインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発しました。

研究、教育、宝石学ラボ サービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、学術活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。