記者発表(プレスリリース)

Susan Jacques、GIA社長兼CEOに任命される


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Susan Jacques、GIAの新しい社長兼最高経営責任者(CEO)。

カリフォルニア州、カールスバッド - 2013年10月7日 - GIA理事会(Gemological Institute of America)は本日、社長兼最高経営責任者(CEO)としてSusan M. Jacques の任命を発表しました。Jacquesは現在、ネブラスカ州オマハにあるBorsheims Fine Jewelry (ブーシャイムス・ファインジュエリー&ギフト) の社長兼CEOのほか、GIA理事会の理事長を勤めており、2014年1月1日から、この新たな役職に就任します。理事会の依頼で、彼女は2013年6月以来、暫定社長兼最高経営責任者(CEO)となっています。
 
理事会はまた、Jacquesに代わる議長として、2008年以来理事会メンバーを務めるJohn A. Greenを任命することを発表しました。Greenは、米国コネチカット州およびマサチューセッツ州に8店舗を展開する家族経営の宝飾品店 Lux Bond & Green(ラックス ボンド&グリーン)(1898年設立)の最高経営責任者(CEO)です。彼の任務は本日付で有効となります。
 
理事会は、GIAの社長兼最高経営責任者(CEO)というこの重要な役割にSusan Jacquesを任命することを非常に喜んでいます。グローバルな宝石・宝飾業界のための彼女の情熱は明白で、ビジネスでの印象的な成功、宝石鑑別士としての経験、機関の公益任務へのコミットメントが、取締役会の決定につながりました。女史は、現在およびこれからのGIAをリードするのに相応しい人物です、とGreenは述べています。
 
私は世界中の2,000人以上のGIAの専門家の皆様のためにお役に立てるこの大きな機会を、謹んでお引き受けするとともに、とても誇りに思っております。一緒に私たちは宝石・宝飾業界に信頼を確保することによって、世界的な公共の利益を保護していきます、とJacquesは語りました。リーダーシップチーム、特にラボラトリーと研究部門の上級副社長であるTom Mosesと共に、機関の成功と強みを基にGIAのステークホルダーの皆様の重要な課題に対応していくため、密接に携わっていけることをとても楽しみにしています、と続け、私自身の専門家としての人生に多くをもたらしてくれたGIAに戻ってくることができ、私は本当に幸運です。また、業界に恩返しができることを嬉しく思っております、と言及しました。
 
1989年にBorsheims (ボーシャイムス)を買収したBerkshire Hathaway, Inc (バークシャー·ハサウェイ社) の会長、Warren Buffettは、これ以上喜ばしい事はありません。スーザンのことを本当に誇りに思います。Borsheimsでの長く輝かしいキャリアの後に、彼女の辞任を受け入れるのは大きな悲しみでありますが、私は彼女がGIAで受けいてる役割に対して熱心であり、宝石業界に恩返しすることを可能にすると知っています。私は、彼女がBorsheimsで何年ものサービスを通して磨き上げたプロ意識とコラボレーションと同じスタイルを、彼女の宝石と宝飾業界での新たな活気に満ちた役割にもたらすものと確信しています、と語りました。
 
Jacquesは、GIAとの長期にわたって確立された関係を持ち、1980年にグラジュエイトジェモロジスト(GG)卒業証書を取得しました。彼女は1996年にGIAの理事に任命され、2008年には理事長に選出されました。社長兼最高経営責任者(CEO)として、彼女は理事会メンバーを継続します。
 
理事会は、エグゼクティブサーチ会社DHRの率いる幅広いグローバル人選の結果としてJacquesを選出しました。人選のプロセスについて理事会会長のGreenは、印象強い大勢の候補者の方々に大きな関心を示していただいた事に、理事会はとても感謝しており、優れた資質の方々が沢山おられたために選択作業は困難なものでしたが、最終的にはこの決定は大成功でした、と述べています。
 
Jacquesは1982年にBorsheims(ボーシャイムス)に入社、1994年には社長兼最高経営責任者(CEO)に任命されました。GIA GGに加えて、彼女はGemmological Association of Great Britain(英国宝石学協会)のフェローでもあります。2010年にWomen’s Jewelry Association(女性ジュエリー協会)から功労賞を受け、1997年にNational Jeweler(ナショナル・ジュエラー)に殿堂入り、さらに2013年オマハビジネス殿堂入りもしました。そしてJewelers of America(ジュエラーズ・オブ・アメリカ)の倫理の取り組み委員会メンバーであり、Diamond Development Initiative(ダイヤモンド開発イニシアティブ)の友人名誉職でもあります。彼女はJewelers of America(ジュエラーズ・オブ・アメリカ)、Jewelers Vigilance Committee(米国宝石商自警団)、Jewelers for Children(子供のためのジュエラー)の理事も務めています。彼女はCreighton University(クレイトン大学)の役員、Ethical Alliance(倫理的アライアンス)の理事、World Presidents’ Organization(ワールドプレジデンツオーガニゼーション)のメンバーでもあります。

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量から成る著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じてGIAは、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。