プレスリリース(記者発表)

GIA、「Splendour and Science of Pearls(真珠の華麗さと科学)」を発行


「Splendour and Science of Pearls (真珠の素晴らしさと科学)」の表紙。8.5〜11ミリ​​メートルのアコヤ、南洋白、タヒチ産養殖黒真珠の色やサイズが徐々に変わる真珠のネックレスをフィーチャーしている。 Baggins(バギンズ)社のAnil Malooのデザインによる、真珠にマッチしたイヤリングには、同様に色やサイズが徐々に変わる養殖された真珠と総重量2.5カラットのダイヤモンドが施されています。 このイヤリングは、AGTAスペクトラム大賞(2013年)の2つのカテゴリーで1位を獲得しました。 写真撮影:Robert Weldon/ GIA
写真撮影: Robert Weldon/ GIA
これは、「真珠の素晴らしさと科学」の表紙です。8.5〜11ミリ​​メートルのあこや、南洋白、タヒチ産養殖黒真珠の色やサイズが徐々に変わる真珠のネックレスを特徴とします。 Baggins(バギンズ)社のAnil Malooのデザインによる、真珠にマッチしたイヤリングには、同様に色やサイズが徐々に変わる養殖された真珠と総重量2.5カラットのダイヤモンドが施されています。 このイヤリングは、AGTAスペクトラム大賞(2013年)の2つのカテゴリーで1位を獲得しました。

4月15日と23日にムンバイとドバイで開催された本のイベント

カリフォルニア州カールスバッド - 2013年5月13日 - GIA(Gemological Institute of America)が出版する新書籍「Splendour and Science of Pearls(真珠の華麗さと科学)」では、何千年もの間、富と地位のシンボルであり、これまで最も愛されてきた宝石の一つである真珠に焦点が当てられています。何十年にもわたった研究、目が離せなくなるような写真、歴史的な逸話が惜しみなく図解された149ページの本となって、最近GIAのインドおよび中東の地域本部であるムンバイおよびドバイのGIAの施設内で初公開されました。
 
4月15日には、GIAのRichard T. LiddicoatLiddicoat (リチャードTリディコート)図書館および情報センターのディレクターであるDina Dirlamと、GIAの写真撮影およびビジュアルコミュニケーション担当マネージャーのRobert Weldonが、ムンバイで70名のGIA同窓生と生徒らに正式提供しました。 この本の共同執筆者の中の一人であり、主要な編集者であるDirlam(ダーラム)とWeldon(ウェルドン)の二人は、GIAのインドおよび中東担当マネージング・ディレクターであるNirupa BhattおよびGIAラボおよび研究担当上級副社長であるTom Mosesに書籍を手渡しました。
 
次に、DirlamとWeldonは4月23日にドバイにあるGIAの施設で、40名のGIA同窓生と生徒のほか、GIA理事会のメンバーであるAmit Dhamani(Dhamani Jewels Groupの最高経営責任者兼マネージング・ディレクター)にもこの真珠に関する書籍を贈呈しました。
 
「インドと中東は長年に渡って真珠やその他の宝石を評価してきました。どちらの場所も宝石と宝飾品の業界にとって重要な市場です。 こちらの歴史上でも重要な真珠採取地域にて真珠に関する書籍を出版できて、たいへんうれしく思います」と、Dirlamは語りました。 「60年以上にわたって、GIAは真珠評価のための包括的システムを構築し、真珠という美しい宝石に関して人々に理解してもらえるように努めてきました。 この書籍は、これらの献身的な努力の真の証しであります。 」
 
本の序文では、GIA社長のDonna Bakerが長年の真珠研究およびその教育への関与することが、GIAの社会的信頼のために仕える使命に一致していることを強調しています。 「Splendour and Science of Pearls(真珠の輝きと科学)」は、真珠の歴史、天然真珠と養殖真珠の産地、ファッションにおける真珠、真珠の品質を評価するためのGIAの7 Pearl Value Factors™(大きさ、形、カラー、光沢、表面品質、真珠層の品質、マッチング)、および真珠の未来についてカバーしています。
 
数量限定で発行されたこの書籍は、まずはGIAから真珠関連ビジネスの関係者に渡されます。 計画では、GIAオンラインストアを通じて本を販売する予定があり、また、今後数ヶ月間にGIAのウェブサイトで多くの記事と写真が閲覧可能になります。 真珠に関するGIAの研究または真珠のグレーディング・サービスについての詳細は、www.gia.edu/pearlをご覧ください。 
 


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量で著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じて当機関は、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。