記者発表

James Shigley博士、GIAで最高の栄誉を受賞


ステージに立つ4人
12月に行われたGIAホリデーパーティーで集うJames Shigley博士とRichard T. Liddicoat功労賞の過去の受賞者。左から右:分析顕微鏡学者のJohn Koivula、上級副社長兼最高マーケティング責任者のKathryn Kimmel、GIA名誉研究員のJames Shigley博士、上級副社長兼主任ラボ及び研究責任者のTom Moses。

GIA研究員、Richard T. Liddicoat功労賞を受賞

カリフォルニア州カールスバッド – 2019年1月8日 – GIAは、宝石学の研究およびGIAの使命に対して多大な貢献を果たしているGIAの名誉研究員、James E. Shigley博士に最高の栄誉であるRichard T. Liddicoat功労賞を授与しました。この賞は、GIAの第二代会長であるRichard T. Liddicoatに敬意を表して命名され、GIAの使命を遂行するために特別な責務を果たした方に授与されます。
 
GIAで30年以上もの間、Shigley博士はGIA研究部門の顔および声として広く認識されてきました。GIAの代表者として世界中で知られているShigley博士は、ダイヤモンド、カラーストーンや宝石の鑑別に関連する講義を行ったり、記事を広範囲にわたって執筆してきました。Shigley博士の功績が、当機関だからこそ為し得る画期的な研究に対する評判を確固たるものにしました。
 
Liddicoat氏は、GIAが強力な研究部門を持つべきだと深く信じており、Shigley博士がGIAに初めて加わったときから常に携わっている研究のおかげでこの構想が実現しました。Shigley博士が皆さんと知識を惜しみなく分かち合ってくださることは、GIAだけでなく、宝石・宝飾業界にとって永遠に続く遺産を残しています、と、GIA取締役副社長兼ラボ研究主任責任者であるTom Mosesは語ります。 
 
Shigley博士が宝石学研究に果たしてきた多大な貢献は実にはかり知れません。その研究を通じてラボで製造されたダイヤモンドと天然ダイヤモンドを選り分ける方法を特定し、宝石の重要産地情報を文書化し、さらにHPHT成長法でラボにて製造されたダイヤモンドの特徴を確定しました。また、研究、教育および展示の目的で使用されているEdward J. Gübelin コレクションから選り抜いた(225の鉱物を代表する)2800の宝石から成るGIAジェムプロジェクトの創設に尽力しました。
 
1984年以来、Gems & Gemology(宝石と宝石学)だけで79もの記事を執筆または共同執筆し、その内の27稿が本誌の最優秀論文賞を受賞しています。彼はG&Gの寄稿編集者として務め、G&G in Review(G&G・イン・レビュー)ブックシリーズの編集に取り組んでいます。
 
これまで業界に果たした貢献が、Edward J. Gübelin博士最優秀論文賞(1998年)、宝石学優秀者に贈られるAGA Antonio Bonnano賞(2007年)やAGS生涯功労賞(2017年)という形で結実を迎えました。
 
Richard T. Liddicoat功労賞は、1994年に創設されて以来、13人しか授与されていません。上級副社長兼最高マーケティング責任者のKathryn Kimmel、分析顕微鏡学者のJohn Koivula、上級副社長兼主任ラボ及び研究責任者のTom Mosesなど、受賞者の中には現在でもGIAで活躍している方がいます。


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。1950年代初頭、GIAはカラー、クラリティ、カット、カラット重量で有名な 4C を考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の完全性、研究活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。