記者発表

第一人者のGIAジェモロジストがDiamondCheckシステムについて説明


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GIAの次回ジェムストーンギャザリング(宝石会議)は、3月26日バンコクにて開催されます。

バンコク - 2014年3月25日 - 2014年初め、GIA (Gemological Institute of America)は天然無色、未加工のダイヤモンドをDからNの範囲で正確に鑑定し、合成石あるいは加工の可能性があるものの詳細検査を推奨するGIA DiamondCheck™装置の開発を発表しました。 GIAの東南アジア支部取締役兼GIAバンコクラボのディレクターであるKenneth Scarrattは、3月26日にバンコクで開催される次回のGIA ジェムストーンギャザリング(宝石会議)におき、装置の使い方について話します。
 
DiamondCheckシステムは、GIAのラボで使用されているのと同じ技術とプロセスに基づいています。 装置は天然無色で未加工のダイヤモンドを鑑定し、加工あるいは合成の可能性がある石の詳細分析を推奨するほか、素材がダイヤモンドでないものも鑑定しますが、キュービックジルコニアやモアッサナイトなどの素材は鑑定しません。 このシステムは合成石および処理されたダイヤモンドの何十年分もの鑑別研究結果を利用し、GIA開発の自動データ解釈ソフトウェアで作動する市販の分光器から成ります。 GIAはその公益使命の一環として、World Federation of Diamond Bourses(世界ダイヤモンド取引所連盟、WFDB)と協力し、世界中のいくつかのダイヤモンド取引所で無償でDiamondCheckが使用できるようにしました。
 
Scarrattは30年以上の経験を持つ世界トップの宝石学者とされ、GIAでは9年在籍しています。 彼は広範な種類の宝石素材の鑑別や、宝石処理の検知において豊富な見解を有し、天然真珠にまつわる第一人者です。 世界中の多岐にわたる宝石ジャーナルの記事を執筆あるいは共同執筆しており、書籍2冊 The Crown Jewels(クラウン・ジュエルズ)及び The Pearl & the Dragon(パール&ドラゴン)を共同執筆しています。
 
GIA宝石会議は、3月26日午後6時より、 バンコクのLumpini Park(ルンピニパーク)にあるCrowne Plaza Hotel(クラウンプラザホテル)21階「Crowne Room(クラウンルーム)1-3」にて開催されます。
 
座席数が限られていますので、3月25日までにpkosolsu@gia.eduにメールで、またはGIAバンコクラボ(02-632-4090)、タイキャンパス(02-632-4590)にお電話でご予約ください。 詳細については、www.giathai.net/news.php をご覧ください。    

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年には、国際ダイヤモンドグレーディングシステム™(International Diamond Grading System™)を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じて当機関は、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。