記者発表

GIA、Hong Kong International Shows(香港国際ショー)にて最新動向を発表


ショーサービスラボ、無料セミナー、GIA iD100の実演

カリフォルニア州カールスバッド – 2018年2月26日 – 2月27日~3月3日にAsiaWorld-Expo(アジアワールド・エキスポ)で開催されるHong Kong International Diamond, Gem & Pearl Show(香港国際ダイヤモンド、宝石&パールショー)および3月1~5日にHong Kong Convention & Exhibition Centre(香港コンベンション&エキシビションセンター)で開催されるHong Kong International Jewellery Show(香港国際ジュエリーショー)でGIA (Gemological Institute of America) のブースに是非お立ち寄りください。GIAは、両方のショーでラボサービス、無料セミナー、新しい機器の実演を行う予定です。
 
GIAのショーサービスラボは、2月27日~3月2日の午前10時30分から午後4時30分および 3月3日の午前10時30分から午後3時30分まで 香港国際ダイヤモンド、宝石&パールショー(アジアワールドエキスポ) でご利用いただけます。ラボでは、カラーストーン、真珠、ダイヤモンドの受け入れを行います。GIA鑑別レポートがルビー、サファイア、エメラルド、その他すべての宝石素材に対して、そして GIA鑑別及び原産地レポートがルビー、サファイア、エメラルド、パライバトルマリン、レッドスピネルに対して発行されます。また、GIA 真珠レポートも発行されます。レポートサービスのために9.99カラット以下のダイヤモンドをショーで堤出していただくことができますが、返却はGIA香港のラボのみで行われます。香港国際ジュエリーショーでは、3月1日~4日の午前10時30分から午後4時30分および 3月5日の午前10時30分から午後3時30分まで カラーストーンと真珠を 提出していただけます。
 
ショーにご出席した方は、GIA iD100TM 宝石検査用の機器の実演をご覧になり、その場でご注文していただくこともできます。この機器は、色の範囲が無色からほぼ無色、石留めされたものおよび裸石、原石およびカット済みで、サイズが直径0.9ミリメートル以上のダイヤモンドにおいて、高度な分光技術を使用して天然ダイヤモンドを合成(HPHTとCVD)ダイヤモンドやダイヤモンドの類似石から区別します。
 
無料セミナー
GIAの専門家がそれぞれのショーで無料セミナーを1回行います。セミナーは一般公開されますが、座席数は限られており、先着順となっております。
 
GIAラボのダイヤモンドに関する最新の研究結果および発展
Hong Kong International Diamond, Gem & Pearl Show(香港国際ダイヤモンド、宝石&パールショー)
2月27日(火曜日)午後1時30分~2時30分 AsiaWorld-Expo(アジアワールド・エキスポ)、ルーム204
GIA取締役副社長兼ラボ研究主任責任者のTom MosesとGIA研究開発副社長のWuyi Wang博士が、ダイヤモンド研究において最近解明された事項の概要および最近発見された天然のタイプ IIb ダイヤモンドについて説明します。また、GIA UV ランプと観察キャビネットのプロトタイプも紹介します。この新しい機器では、ダイヤモンドの蛍光を観察する際に制御された長波長のLED UV 照明を使用し、蛍光強度に関するGIAの説明と比較するための視覚的なリファレンスが搭載されています。また、他の宝石素材を検査するために使用することもできます。
 
銅含有エルバイトとリディコータイト トルマリンの鑑別
Hong Kong International Jewellery Show(香港国際ジュエリーショー)
3月4日(日曜日)午前11時30分~ 午後12時30分 Hong Kong Convention & Exhibition Center(香港コンベンション&エキシビションセンター)、ルームS226
GIA東京でスタッフジェモロジストおよび科学者を務める桂田祐介博士が、銅含有エルバイト(リチア電気石)とリディコータイトトルマリンの鑑別および地理的起源に関する一般的な情報を発表します。


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。GIAは、カラー、クラリティ、カット、カラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これはダイヤモンドの品質を定める基準として世界中で認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、研究活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。