記者発表

GIA、Watch & Jewellery Initiative 2030(ウォッチ & ジュエリー イニシアチブ 2030)に参加


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左から:WJI 2030事務局長兼書記長のIris Van der Veken。GIA社長兼CEOのSusan Jacques。GIAの環境・持続可能性・ガバナンス プログラム担当副社長を務めるJohanna Levy。10月初めにパークシティで開催されたJewelers Mutual Group Conversations(ジュエラーズ ミューチュアル グループ カンバセーションズ)にて。

意欲的な目標の支持に焦点を当て、教育コンテンツを開発

カリフォルニア州カールスバッド – 2022年10月27日 – 宝石学の研究や教育、科学に基づいた宝石の鑑別において業界の代表的な存在であるGIA(Gemological Institute of America)は、GIAの運営と活動、そして世界の宝石・宝飾品・時計業界全体で持続可能性を推進するための協力的な取り組みの一環としてWatch & Jewellery Initiative 2030(ウォッチ & ジュエリー イニシアチブ 2030)に参加しました。
 
「GIAは、世界や宝飾業界、当機関のより持続可能な未来へのコミットメントの延長として、WJI 2030の意欲的な目標と希望を支援できることを非常に誇りに思っています」とGIAの社長兼CEOであるSusan Jacquesは述べています。 「私たちは、この重要な新しいイニシアチブを支援するために、GIAの専門知識、リソース、および消費者保護に注力した取り組みを提供できることを楽しみにしています。」
 
WJI 2030の共同議長であるCartier International(カルティエ インターナショナル)の社長兼CEOであるCyrille Vigneronと、Kering(ケリング)のサステナビリティおよび機関業務の最高責任者であるMarie-Claire Daveuは、「宝石学の研究や教育を行い、ラボラトリーを有する組織としてWJI 2030に初めて参加するGIAを歓迎します。WJIは、目的志向のリーダーシップを通じて自然に成長したいと考えています。GIAは、前向きな変化に対する専門知識と考え方を備えており、WJIのイニシアチブにとって強力で包括的で影響力のあるフレームワークを構築することに大きな付加価値をもたらします」と述べています。
 
10月26日にフランスのパリで開催された第1回WJIメンバーワークショップの前夜、WJI 2030の事務局長兼書記長であるIris Van der Vekenは、「GIAをWJIに迎えることができて非常に光栄です。GIAは、消費者保護への深い責務、業界に対する比類のない理解、科学に基づく基準への責務、そして独立性と信頼に対する当然の高い評価をもたらします」と述べています。
 
同じイベントで、GIAの環境・持続可能性・ガバナンス(ESG)プログラム担当副社長であるJohanna Levyは、「WJI 2030に対する支援は、GIAの多くの既存の持続可能性に対するイニシアチブに基づいて構築されます。私たちの次のステップは、環境負荷となるフットプリントを注意深く文書化し、そのフットプリントを削減するための科学に基づいた目標を設定することです」と述べています。
 
提携メンバーとして、GIAはWJIと協力して、業界をリードする教育プログラムのための堅牢なESGコンテンツを開発し、国連の持続可能な開発目標の枠組みの中で持続可能性をさらに推進するために、次世代の業界リーダーを育成する準備を支援します。
 
今年初め、GIAは2025年までに宝石学レポートはデジタル版のみを発行することとし、毎年20トンの紙と18.5トンのプラスチックを減らし、輸送関連の炭素排出量を削減することを誓いました。またGIAは、検証済みのダイヤモンドの原産地情報に対する消費者の要望と市場のニーズに応えるべく、宝石の起源プログラムにGIA原産地検証サービスを追加しました。別のプログラムとして2017年に始まった採掘職人のためのGIA宝石ガイドは、東アフリカの個々の人々(大半が女性)と採鉱コミュニティの生計に確実なプラスの影響を与え続けています。GIAは、2012年から国連グローバル・コンパクトのメンバーであり、Responsible Jewellery Council(責任あるジュエリー協議会)の長年のメンバーです。


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。GIAはカラー、クラリティ、カット、カラット ウェイトからなる有名な4Cを考案し、さらに1953年にはダイヤモンドの品質の基準として世界中で認知されているインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発しました。
 
研究、教育、宝石学ラボ サービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、学術活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。