記者発表

GIAダイヤモンド ドシエのデジタル版が2023年1月2日に発売


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2023年1月2日(火曜日)より、完全にデジタル化された便利かつ安全なGIAダイヤモンド ドシエが利用可能となる。すべてのGIAレポートの印刷版が、2025年までにデジタル化される。

リソースおよび研修を現在ご利用いただけます

カリフォルニア州カールスバッド – 2022年10月10日 – GIAは、すべてのGIAラボラトリー レポートのデジタル トランスフォーメーションにおいて初となる重要な一歩を踏み出します。
 
2023年1月2日(月曜日)より、完全にデジタル化された便利かつ安全なGIAダイヤモンド ドシエ®をご利用いただけるようになります。GIAは、何十年にもわたる革新的な研究と世界中で認知されているダイヤモンド グレーディング基準により裏打ちされた最も人気のあるレポートを効率的で便利な方法で消費者に提供します。これは、GIAの印刷によるレポートの中でデジタル トランスフォーメーションされる最初のレポートです。すべてのGIAレポートの印刷版が、2025年までにデジタル化されます。詳細は 、GIA.edu/digital-diamond-dossierをご覧ください。
 
GIAダイヤモンド ドシエ レポートのデジタル版は、GIAアプリ(AndroidおよびiOSデバイスで利用可能)、GIAのオンライン レポート チェック ポータル、レポートのデータをクライアントの業務資料に統合するGIAのアプリケーション プログラミング インターフェイスを通じて利用可能になります。これらのレポートの印刷版は発行されなくなります。 既存のGIAダイヤモンド ドシエの印刷版は、今後もすべて有効です。
 
デジタル レポートには、レポート番号、QRコード、4Cに関する情報が記載されたレポート アクセス カードが含まれており、レシート、請求書、電子商取引サイトに埋め込むことができます。
 
「GIAダイヤモンド ドシエのデジタル版は、消費者を保護するというGIAの使命をサポートし、日頃からGIAが保護することに取り組んでいる宝石・宝飾品を購入する一般の方々のニーズを満たします。デジタル レポートに切り替えることにより、GIAの事業による環境への影響を削減することができます。これは、GIAが今後数十年にわたって消費者を保護し、皆様の信頼を促進するという当機関の使命を継続することを確信するための戦略の一部でもあります」とGIAの社長兼最高経営責任者(CEO)のSusan Jacquesは述べました。
 
GIAは、クライアント サポート、専用のウェブページ、解説ビデオ、情報満載のウェビナー、小売業者向けのリソース、Eメールによる堅牢なアウトリーチ キャンペーンなど、移行に関する様々なプログラムを提供しており、GIAレポートを使用および必要としているすべての方々が円滑に移行できるよう支援しています。
 
ダイヤモンド ドシエのデジタル版への移行に関して、GIAは以下のサポート サービスを提供しています。
  • デジタル レポートにアクセス、使用および理解する方法を説明する「解説ビデオ」。
  • 企業によるデジタル レポートへの移行を支援し、成功するためのヒントを提供するウェビナー。
  • 即答できるよくある質問ガイドおよび特有な質問のための提出フォーム。
  • クライアントの皆様は、クライアント サービス担当者にご連絡いただくか、 labservices@gia.eduまでEメールでお問い合わせください。
4Cアプリを使用して、これまでにないような方法でダイヤモンドを体験してみませんか。どなたでも、アプリでレポートを表示、整理、送信したり、Apple Walletに保存できます。また、アプリでは、関連する記事やビデオでダイヤモンドの知識を無料で提供しています。
 
GIAダイヤモンド ドシエは、宝石・宝飾業界で最もよく注文され、知られているダイヤモンド グレーディング レポートです。1998年に導入されて以来、GIAは3,300万件以上のダイヤモンド ドシエ レポートを発行してきました。色の処理が施されていない0.15~1.99カラットのDからZカラーのダイヤモンドにご利用いただけるこのレポートには、4Cの評価、プロポーション図、GIAレポート番号のレーザー刻印が含まれています。

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。GIAはカラー、クラリティ、カット、カラット ウェイトからなる有名な4Cを考案し、さらに1953年にはダイヤモンドの品質の基準として世界中で認知されているインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発しました。
 
研究、教育、宝石学ラボ サービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、学術活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。