記者発表

GIA理事会、2人の新理事を歓迎


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カリフォルニア州カールスバッドのGIA本部で2022年11月に開催された理事会総会。前列左から:Barbara A. Sawrey博士、Tammy Storino、Stephen F. Kahler、Lisa A. Locklear、Dione D. Kenyon、Thomas H. Insley、Barbara Lee Dutrow博士、Elliot Tannenbaum。後列左から:Susan M. Jacques、Dave Bindra、Lawrence Ma、Lake Dai、Kiko Harvey、John W. Valley博士、Jeffrey E. Post博士、Samantha F. Ravich博士、Robert Andrew ‘Andy’ Johnson、Thomas Moses、Marcus ter Haar。写真なし:Russell Mehta。

Lisa Locklearが理事長に就任。4人の理事が退任

カリフォルニア州カールスバッド – 11月15日 – GIA (Gemological Institute of America) 理事会の会合がカリフォルニアにあるGIA本部で先日開催され、理事会は2人の新しいメンバーが理事会に加わり、新しい理事長と副理事長を迎え、4人のメンバーが退任することを発表しました。
 
新たに任命された理事は、Carnegie Mellon University(カーネギー メロン大学)の技術専門家で応用人工知能の非常勤教授であるLake DaiとRosy Blue (India) Pvt. Ltd.(ロージー ブルー(インド))のマネージング ディレクターであるRussell Mehtaです。両者は、理事会に貴重な技術と業界の専門知識を提供します。Avanir Pharmaceuticals(アバニール ファーマシューティカルズ)のシニア バイス プレジデント兼最高財務責任者(CFO)であり、2012年から理事として活躍しているLisa Locklearは、11月の理事会後、理事長に就任しました。Everidge(エバーリッジ)の戦略計画および事業開発部門の上級顧問であり、2016年から理事を務めるStephen Kahlerは、理事会の新しい副理事長に就任しました。
 
Daiは、経験豊富なテクノロジー関連のベンチャー投資家であり、Alibaba(アリババ)やYahoo!(ヤフー)、その他のテクノロジー関連の新興企業で製品、エンジニアリング、ビジネス部門を率いる20年の営業経験を持つシニア エグゼクティブです。ダイヤモンド業界における38年の経験を誇るMehtaは、ロージー ブルーを家族経営のダイヤモンド事業から現在14か国以上で事業を展開する企業へと変革するのに貢献しました。
 
GIA理事会は、GIAに戦略的な方向性を与え、公共の利益がしっかりと保護されるように監視する役割を担っています。16人の理事は、宝石および宝飾品の業界のリーダー、関連する科学分野の著名な学者、テクノロジー、ビジネス、金融、消費者ブランド、小売業、リスク管理の専門家で構成されています。
 
理事会から退任する4人の理事は、Jewelers Board of Trade(宝石商工会議所)の元社長兼CEOであり前理事長のDione Kenyon、Dermata Therapeutics(ダーマタ セラピューティクス)の最高財務責任者であり前副理事長のThomas Insley、University of California San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校)の名誉学部長および名誉教授であるBarbara Sawrey、Leo Schachter Diamond Group(Leo Schachter ダイヤモンド グループ)の上級主任であるElliot Tannenbaumです。
 
「Lake と Russellは、理事会の強みを補完し多様化させる豊富な専門知識と経験をもたらします。退任する4人の理事の方たちは、非常に優れた理事であり、GIAに40年以上にもわたってご協力いただき、GIAの運営に多大な貢献をしていただきました」と理事長のLocklearは語ります。
 
「GIAの役員の皆様と共に、焦点を絞った戦略的な取り組みを通じて、消費者を保護するというGIAの使命を促進するために努力する中で、理事会の戦略的な指導と独自の視点を提供していただけるのを楽しみにしています」とGIAの社長兼CEOであるSusan Jacquesは述べています。Jacques とGIA取締役副社長兼ラボ研究主任責任者であるTom Mosesは、どちらも理事会のメンバーです。
 


GIAについて

1931年設立の独立非営利組織であるGIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。GIAはカラー、クラリティ、カット、カラット ウェイトからなる有名な4Cを考案し、さらに1953年にはダイヤモンドの品質の基準として世界中で認知されているインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発しました。
 
研究、教育、宝石学ラボ サービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、学術活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。