プレスリリース

GIAのダイヤモンド原石の評価コースが、コー​​トジボワールの選鉱への取り組みに貢献


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画像:©GIA
GIAのダイヤモンド原石の評価コースの卒業生と指導者Ric Taylor氏。 このコー​​スは、9月15日から19日にコートジボワールのアビジャンで行われました。

ジュニア宝石鑑定士プログラムがフランス語でデビュー

2014年9月24日、ヨハネスブルグ。宝石とジュエリー業界における選鉱の取り組みを促進させるため、GIA(米国宝石学会)は、コートジボワールでフランス語でのダイヤモンド原石評価コースを初めて実施しました。 9月15日から19日にアビジャンで開催されたクラスは、鉱山省、税関、コートジボワール鉱業開発協会のSODEMIの6名の政府関係者、職人の採掘協同組合の2名の代表、米国の国際開発機関の財産権と職人のダイヤモンド開発2プロジェクトのフィールドスタッフ1名から 構成されました。 5日間のコースは、GIAグローバル教育のマネージャーであるRic Taylor氏によって講習が行われました。
 
「ダイヤモンド原石コースは、この宝石産地に実用的で有意義な教育をもたらすでしょう。 コートジボワールの政府関係者や業界関係者と協力することで、職人鉱夫やダイヤモンド部門の開発全体を直接支援することができます。 再建、そして近年キンバリープロセス認証制度へ融合する業界を育てる、という意味でこれは、国にとって重要なステップです。」と、GIAのグローバル開発・選鉱ディレクターのBrad Brooks-Rubin氏は語ります。
 
鉱業産業省大臣のJean Claude Brou氏やコートジボワールのアメリカ大使のTerence P. McCulley氏を含む、 著名な政治家や外交官が、9月19日のダイヤモン原石評価の卒業式に出席しました。
 
また当機関は9月18日にアビジャンで、米国大使館と連携してフランス語圏アフリカ諸国で初のGIA宝石鑑定士ジュニアプログラム™(Junior Gemologist Program™)のワークショップを 主催しました。 Lycee Blaise Pascal(リセ・ブレーズ・パスカル)校から、14歳から18歳の18名の学生が実践的で実用的な実習を通じて宝石学の世界を探索しました。 このプログラムは2012年にサハラ以南のアフリカに導入され、ボツワナ、ケニア、タンザニア、南アフリカで行われました。
 
2008年以来常時稼働のラボを2つ開設、ボツワナのハボローネと南アフリカのヨハネスブルグでクラスの開講、アフリカ全土における政府機関と大学との提携確立、活発な同窓会ネットワークの維持など、GIAはサハラ以南のアフリカでの活動と存在感を広げています。 今日では、アフリカ内で900名以上の同窓生がおり、南アフリカとボツワナにGIA同窓会支部があります。   

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (米国宝石学協会) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年には、国際ダイヤモンドグレーディングシステム™(International Diamond Grading System™)を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じて当機関は、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。