記者発表(プレスリリース)

ルーペの向こう側:ダイヤモンドについてのGIAラボ最新情報


Tom Moses(トム·モーゼス)
著作権 GIA
Tom Moses、GIAラボ&研究所の上級副社長

GIAのTom Mosesがタイで開催の第72回宝石ミーティングに出席

バンコク - 2013年8月20日 - タイの宝石・宝飾品取引業のメンバーは、8月28日にGIA(Gemological Institute of America)のGemstone Gathering(宝石ミーティング)において、ダイヤモンドに関するラボの最新情報を聞く機会があります。 GIAのラボ&リサーチの上級副社長Tom Mosesは、ダイヤモンドの加工処理、合成品についてのディスカッションと、カットの評価について最新情報を提供いたします。
 
ダイヤモンドの処理や合成石は現在も宝石宝飾品取引業者の広い注目を集め続けています。 GIAでは、これらの研究事項に向けて時間とリソースを注いできました。そして今日、GIAの専門家らは特殊な装置、分析、観察の結果を駆使する事で、成長後に処理されたものも含め、すべての処理と合成ダイヤモンドについて識別することができます。
 
GIAは、4Cの四番目であるカットの研究を導いてきました。 当協会は、どのような要因がカットを魅力的にするのかについての個々の見解を詳細に評価し、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドの中で光がどのように動作するかについてコンピュータ解析を組み合わせ、ダイヤモンドカットの研究に15年間従事してきました。 Mosesは、GIAのラボにおけるカット評価に関する最新情報をお届けします。
 
Mosesは1976年にGIA グラジュエイトジェモロジスト(GG)のディプロマを取得した後、家族の宝飾品ビジネスに勤め、その後1986年にGIAのニューヨークラボに入社しました。 顕著な功績者に贈られるGIAのRichard T. Liddicoat(リチャード・T.・リディコート)賞とAGSトリプルゼロ賞を受賞したモーゼスは、GIAの最も重要な鑑別と研究プロジェクトのリーダーとして活躍し、GIAの受賞季刊誌であるGems & Gemology(宝石と宝石学)で多くの共著を残しています。
 
GIAのGemstone Gathering(宝石ミーティング)は参加費用無料のイベントで、8月28日午後6時から バンコクのルンピニ公園クラウンプラザホテル(旧パンパシフィック)21階「クラウンルーム1-3」にて行われます。
 
座席が限られておりますので、8月27日までにpkosolsu@gia.eduへEメールで、またはGIAバンコクラボ(02-632-4090)、タイキャンパス(02-632-4590)まで電話でご連絡ください。 詳細については、www.giathai.net/news.phpをご覧ください。    

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量で著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナル ダイヤモンド グレーディング システム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービス、機器の開発を通じて当機関は、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを維持しながら、宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。