記者発表

注目の世界の真珠


GIA、7月4~7日開催のSingapore International Jewelry Expo(シンガポール国際宝飾品エキスポ)にて

カリフォルニア州カールスバッド - 2013年6月13日 - 真珠とその美しさは、古くから世界中の人々を魅了してきました。GIA(米国宝石学協会)では80年以上にわたりその研究に注目してきました。 公共に対し業界をリードする宝石学情報を提供するという当機関の使命の一環として、タイGIAの真珠鑑別主任であるNicholas Sturman(ニコラス・スターマン)は、Singapore International Jewelry Expo(シンガポール国際宝飾品エキスポ)の開催中、7月4日と5日に真珠に関する2つのプレゼンテーションを行います。 ブースA07では、タイのGIA代表者が出席者の皆様をお迎えします。 (7月4~6日 11:30am~8:30pm、7月7日 11:30am ~7:00pm)
 
真珠か、真珠ではないか?
7月4日(木)午前11時30分〜 午後1時30分
長い間にわたり業界では、天然真珠に対応する競争相手として、また、市場の需要を満たすため、様々な種類の養殖真珠や真珠模倣品を開発してきました。 スターマン氏のプレゼンテーションでは、GIAのようなラボの真珠試験者が宝石学レポートを発行する前に日々取り組んでいる事柄である、宝石を養殖の例から天然の真珠層とそうでないものの区別、および真珠のように見えるものと真珠を分離するといった課題について焦点を当てます。
 
ベトナム、フィリピン、オーストラリア北部の海水の真珠養殖場
7月5日(金)午後1時~3時
海水環境でのビーズ真珠層真珠の養殖に使用される技術は、世界中どこでも似た様なものですが、事業者によって使用する方法にはある程度のばらつきがあります。 このプレゼンテーションでは、究極の真珠層による養殖真珠生産の探究にあたって、ベトナム、フィリピン、オーストラリア北部で使用されている母貝、適用手順、作業、歴史について説明します。
 
真珠の詳しい検査について23年以上の経験を持つスターマン氏が、この話題について独自の視点を展開します。 同氏は、Gemmological Association of Great Britain (英国宝石学協会)のフェローシップ(FGA)およびダイヤモンド会員(DGA)を取得し、バーレーンで16年以上も真珠の研究を行い、Bahrain Government’s Gem and Pearl Testing Laboratory(バーレーン政府宝石真珠試験所)において宝石学のアドバイザーを務めました。 また、2008年以来GIAの一員でもあります。
 
一般に無料公開のGIAの真珠プレゼンテーションは、シンガポールのMarina Bay Sands Hotel (マリーナ・ベイ・サンズホテル)内、マリーナ・ベイ・サンズ・ホールA&B、ステージエリアで開催されます。 詳細については、www.giathai.net / news.phpをご覧ください。    

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (米国宝石学協会) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 GIAは、1950年代初めにカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを発明し、また1953年には今日では実質世界のすべての専門的な宝石商により認められている国際ダイヤモンド·グレーディング·システム™を作成しました。
 
研究、教育、宝石学ラボサービスおよび機器の開発を通じて、GIAは、最高基準の完全性、学問、科学およびプロフェッショナリズムを守ることにより、宝石と宝飾品に対する公共の信頼を確保することに取り組んでいます。