カナダで本格的なダイヤモンドが初めて発見されたのは25年前であり、採鉱は比較的新しいものです。 イエローナイフの北東約300キロ(190マイル)にあるノースウェスト準州に位置するDiavik(ダイアヴィク)鉱山の開発は2001年に開始され、2003年に産出が始まりました。 今日ではDiavik(ダイアヴィク)鉱山はカナダ最大の産出量を誇るダイヤモンド鉱山となり、毎年約600~700万カラットの宝石品質のダイヤモンドを産出しています。 ノースウェスト準州の地元の伝統と日常生活に不可欠な土地、水、野生動物を長期的かつ確実に保護するために、Diavik(ダイアヴィク)鉱山での並々ならぬ努力について多くの報告が寄せられています。
2015年8月に産出されたカナダにおける過去最大のダイヤモンド原石の発見により、Diavik(ダイアヴィク)鉱山の重要性は倍増しました。 ニューヨークのGIAラボにおいて、少し前にこの歴史的な石を研究する機会がありました。 原石は187.66カラットで、大きさは36.96×32.99×16.80 mmでした。 標準照明条件のカラーグレーディングのもとでは、原石はペールイエローに見えました(図1)。 劈開面に沿った光の干渉により、ダイヤモンドの一側面では鮮明なイリディセントのカラーバンディングが発生していました(図2、左)。 石は平板状の形で不規則な構造をしており、劈開面で覆われていました。 溶解ピットのあるオリジナル面の一部がはっきりと確認できます(図2、中央)。

不規則な表面エッチングのため、宝石学専用顕微鏡を用いた観察ではダイヤモンドのすべての領域をはっきりと見ることはできませんでした。 原石の一側面の近くに黒色鉱物のインクルージョンが見られましたが(図2、右)、その他にはすぐに識別のできるインクルージョンは見られませんでした。 交差偏光板では、いずれのエリアからもひずみは見られませんでした。 石は長波紫外線下では中程度の青色蛍光色を示し、短波紫外線下では淡黄色蛍光色を示しました。リン光はまったく観察されませんでした。 赤外領域の吸収分光法により、超高濃度窒素のタイプIaダイヤモンドであることが明らかになりました。 弱水素関連の吸収も3107 cm–1で記録されました。 液体窒素温度で行った紫外線可視吸収分光法により、415および478nmで鮮明な吸収ピークの典型的な「ケープ」ラインを示しました。 紫外可視分光領域では、他の吸収は検出されませんでした。 これらの宝石学と分光の観察により、この石は天然かつ未処理のダイヤモンドであることが確認されました。

Diavikフォックスファイヤーと呼ばれるダイヤモンドは、カットプロセスでさらなる精査を受け、デザイン、形状化、ファセット加工、研磨作業が慎重に行われます。 原石からひとつの目覚ましいダイヤモンドが生成されるのか、または数個の小さな宝石にカットされるのかを見ていくのは興味深いものです。
GIAニューヨークラボにて、John Kingは品質担当チーフ、Kyaw Soe Moeは研究員、Wuyi Wangはの研究開発ディレクターを務めています。
カナダで本格的なダイヤモンドが初めて発見されたのは25年前であり、採鉱は比較的新しいものです。 イエローナイフの北東約300キロ(190マイル)にあるノースウェスト準州に位置するDiavik(ダイアヴィク)鉱山の開発は2001年に開始され、2003年に産出が始まりました。 今日ではDiavik(ダイアヴィク)鉱山はカナダ最大の産出量を誇るダイヤモンド鉱山となり、毎年約600~700万カラットの宝石品質のダイヤモンドを産出しています。 ノースウェスト準州の地元の伝統と日常生活に不可欠な土地、水、野生動物を長期的かつ確実に保護するために、Diavik(ダイアヴィク)鉱山での並々ならぬ努力について多くの報告が寄せられています。
2015年8月に産出されたカナダにおける過去最大のダイヤモンド原石の発見により、Diavik(ダイアヴィク)鉱山の重要性は倍増しました。 ニューヨークのGIAラボにおいて、少し前にこの歴史的な石を研究する機会がありました。 原石は187.66カラットで、大きさは36.96×32.99×16.80 mmでした。 標準照明条件のカラーグレーディングのもとでは、原石はペールイエローに見えました(図1)。 劈開面に沿った光の干渉により、ダイヤモンドの一側面では鮮明なイリディセントのカラーバンディングが発生していました(図2、左)。 石は平板状の形で不規則な構造をしており、劈開面で覆われていました。 溶解ピットのあるオリジナル面の一部がはっきりと確認できます(図2、中央)。

不規則な表面エッチングのため、宝石学専用顕微鏡を用いた観察ではダイヤモンドのすべての領域をはっきりと見ることはできませんでした。 原石の一側面の近くに黒色鉱物のインクルージョンが見られましたが(図2、右)、その他にはすぐに識別のできるインクルージョンは見られませんでした。 交差偏光板では、いずれのエリアからもひずみは見られませんでした。 石は長波紫外線下では中程度の青色蛍光色を示し、短波紫外線下では淡黄色蛍光色を示しました。リン光はまったく観察されませんでした。 赤外領域の吸収分光法により、超高濃度窒素のタイプIaダイヤモンドであることが明らかになりました。 弱水素関連の吸収も3107 cm–1で記録されました。 液体窒素温度で行った紫外線可視吸収分光法により、415および478nmで鮮明な吸収ピークの典型的な「ケープ」ラインを示しました。 紫外可視分光領域では、他の吸収は検出されませんでした。 これらの宝石学と分光の観察により、この石は天然かつ未処理のダイヤモンドであることが確認されました。

Diavikフォックスファイヤーと呼ばれるダイヤモンドは、カットプロセスでさらなる精査を受け、デザイン、形状化、ファセット加工、研磨作業が慎重に行われます。 原石からひとつの目覚ましいダイヤモンドが生成されるのか、または数個の小さな宝石にカットされるのかを見ていくのは興味深いものです。
GIAニューヨークラボにて、John Kingは品質担当チーフ、Kyaw Soe Moeは研究員、Wuyi Wangはの研究開発ディレクターを務めています。