
Beth Bernsteinの書いた、If These Jewels Could Talk(もし宝石が話せれば)は映画の歴史や重要なジュエリーや宝石、そして西洋文化における強力な女性の地位に興味のある人にとっては豪華で見ごたえのある書物です。 時代を超越した宝石の数々、特に宝石業界で最も高名なものは、それを所有し、身につけている有名人がかすんでしまうかのように光輝いています。
本は裕福な社交家(Barbara Hutton)、皇室に近かった女性(Wallis Simpson)そして実際の皇室夫人(英国のエリザベス女王やダイアナ妃)が所有していた素晴らしいジュエリーを取り上げつつ、主にハリウッドで有名な女性達が身につけて大切にしていた品物を重点的に紹介しています。 Bernsteinは現代の女優についても触れていますが、今でも華々しく思い起こされる女優達、1930年代、40年代、そして50年代に活躍したメイ・ウェスト、キャロル・ロンバード、マール・オベロン、グレース・ケリー、エリザベス・テイラー、オードリー・ヘップバーンが出演する有名な映画に向けた称賛に霞んでしまいます。 この本は彼女達のものなのです。
ジュエリーとスターという華々しい組み合わせでは、本の構成が難しかったと思われますが、Bernsteinは本を論理的に14章に分けています。 始めの5章は、Sapphire Sirens(サファイアのセイレーン)、Emerald Enchantresses(エメラルドの魅力)、Ruby Romantics(ロマンティックなルビー)、Diamond Divas(ダイヤモンドディーバ、小見出しは、婚約指輪代ダイヤモンドを取り上げた「Diamonds Are Forever - ダイヤモンドは永遠に」)そして、Pearl Girls(パールの少女達)と、宝石に関わる内容で構成されています。 サファイアの章では、1930年代と40年代におけるスターサファイアの強烈な人気度が書かれており驚きました。
- Sentimental Journeys(センチメンタルジャーニー、結婚式や愛の贈り物として与えられるジュエリーやチャームブレスレット)
- Real to Reel(リアル・トゥー・リール、映画の中で使用され、映画のために作成されるジュエリー)
- Screen to Street(映画から街へ、映画で取り上げられたことで市場での需要が生まれるような商品)
- Owning It(私のジュエリー、女優が所有し、多くの映画で着用しているジュエリー)
- Building Character(役作りを担うジュエリー。例えばプリティウーマンでジュリア・ロバーツが着用したルビーとダイヤモンドのネックレスやローマの休日のオードリー・ヘップバーンのダイヤモンドのように、映画の中で重要な役割を果たしたジュエリー)
- Time Keepers(タイムキーパー、映画に出てくる腕時計)
- Credits Roll(クレジットロール。映画のために商品を提供する宝石店の役割と、その商品がその宝石店の評判に与える相互の影響)
- Powerful Passionates(強力なファン、女性が自分のために購入し、使っている商品)
- Bring On the Brands(ブランド効果、世界最大の宝石店の人気の歴史)
楽しくてロマンチック、でも時には悲しい物語も紹介されています。マイク・トッドがテイラーのペーストのイヤリングをダイヤモンドへと変えた驚きの再現。メイ・ウェストの夫が、彼女の死後、お金に困っていたにも関わらず、ジュエリーの売却を拒否するシーン。またエドワードVII世がウォリス・シンプソンに、十字架のチャームを見せたことが、彼らの愛情に重要なポイントとなったことなど。
If These Jewels Could Talk(もし宝石が話せれば)は、ややおかしな文章の組み立てや不明確な表現で、読者を混乱させたり、集中力を失わせる部分があります。 (例えば、ウィンザー公爵夫人のヒョウのクリップブローチのことを言うのに:「このクラシックなCartierサファイアは、シングルカット・ホワイトダイヤモンドとともにホワイトゴールドとプラチナにセットされています。 猫科の動物の模様状の小さいサファイア・カボションのついた黄色の洋ナシの形のダイヤモンドの目がついています。」)このようなミスは、慎重に最終の編集の段階で取り除くことができたはずです。
実際には、マール・オベロンの息をのむようなエメラルドとダイヤモンドのネックレス、華麗なるギャツビーが2013年に大画面バージョン用になった際に設計された手に飾る宝石、そしてエリザベス・テーラーが所有していたあらゆるジュエリーのように、美しくデザインされたジュエリーの写真に比べると文字は付け加えたようなものです。 こういった作品を身につけている女優の豪華ショットは魅惑的です。 (個人的な好みは、豪華なスターサファイアのついた帽子をかぶったキャロル・ロンバードの画像です。 星がキラリと点灯し、白黒の写真なのに輝いています。)また、豪華な視覚をさらに強調しているのは、後にテーラーのラ・ペレグリナ・パールとして脚光をあびる首飾りなどの、ジュエリーを販売する宝石店が作るデザイン画です。
何よりも、この本はジュエリーが物語る常に変わらない力を思い出させてくれます。 またこの女性たちには、本当の力がありました。彼女達のために貴重なジュエリーを購入するように男性を説き伏せる女性の魅力、市場の需要やファッショントレンドに影響を与える力、自分のためにジュエリーを購入する資金力、そして(ウォリス・シンプソンの場合)政治的な力がありました。
これだけでも、強い女性達の印象深い画像を使用し、大判で、コーヒーテーブルに置いて絵になる高品質なこの本は、購入する価値があるでしょう。
Sharon Elaine Thompsonはグラジュエイトジェモロジスト(GG)であり、Gemmological Association of Great Britain(FGA)の会員でもあります。 彼女はGemological Institute of Americaの講師を勤めており、25年以上もジュエリーやジュエリー製造について詳細にわたる執筆を続けています。 彼女は現在、ジュエリーデザインに関する書籍、Good Bones: The Elements and Principles of Design for Jewelry Makers(しっかりとした骨組み:宝飾品職人の為のデザインの基礎と原則)をBrynmorgen Pressとの契約の下、執筆しています。

Beth Bernsteinの書いた、If These Jewels Could Talk(もし宝石が話せれば)は映画の歴史や重要なジュエリーや宝石、そして西洋文化における強力な女性の地位に興味のある人にとっては豪華で見ごたえのある書物です。 時代を超越した宝石の数々、特に宝石業界で最も高名なものは、それを所有し、身につけている有名人がかすんでしまうかのように光輝いています。
本は裕福な社交家(Barbara Hutton)、皇室に近かった女性(Wallis Simpson)そして実際の皇室夫人(英国のエリザベス女王やダイアナ妃)が所有していた素晴らしいジュエリーを取り上げつつ、主にハリウッドで有名な女性達が身につけて大切にしていた品物を重点的に紹介しています。 Bernsteinは現代の女優についても触れていますが、今でも華々しく思い起こされる女優達、1930年代、40年代、そして50年代に活躍したメイ・ウェスト、キャロル・ロンバード、マール・オベロン、グレース・ケリー、エリザベス・テイラー、オードリー・ヘップバーンが出演する有名な映画に向けた称賛に霞んでしまいます。 この本は彼女達のものなのです。
ジュエリーとスターという華々しい組み合わせでは、本の構成が難しかったと思われますが、Bernsteinは本を論理的に14章に分けています。 始めの5章は、Sapphire Sirens(サファイアのセイレーン)、Emerald Enchantresses(エメラルドの魅力)、Ruby Romantics(ロマンティックなルビー)、Diamond Divas(ダイヤモンドディーバ、小見出しは、婚約指輪代ダイヤモンドを取り上げた「Diamonds Are Forever - ダイヤモンドは永遠に」)そして、Pearl Girls(パールの少女達)と、宝石に関わる内容で構成されています。 サファイアの章では、1930年代と40年代におけるスターサファイアの強烈な人気度が書かれており驚きました。
- Sentimental Journeys(センチメンタルジャーニー、結婚式や愛の贈り物として与えられるジュエリーやチャームブレスレット)
- Real to Reel(リアル・トゥー・リール、映画の中で使用され、映画のために作成されるジュエリー)
- Screen to Street(映画から街へ、映画で取り上げられたことで市場での需要が生まれるような商品)
- Owning It(私のジュエリー、女優が所有し、多くの映画で着用しているジュエリー)
- Building Character(役作りを担うジュエリー。例えばプリティウーマンでジュリア・ロバーツが着用したルビーとダイヤモンドのネックレスやローマの休日のオードリー・ヘップバーンのダイヤモンドのように、映画の中で重要な役割を果たしたジュエリー)
- Time Keepers(タイムキーパー、映画に出てくる腕時計)
- Credits Roll(クレジットロール。映画のために商品を提供する宝石店の役割と、その商品がその宝石店の評判に与える相互の影響)
- Powerful Passionates(強力なファン、女性が自分のために購入し、使っている商品)
- Bring On the Brands(ブランド効果、世界最大の宝石店の人気の歴史)
楽しくてロマンチック、でも時には悲しい物語も紹介されています。マイク・トッドがテイラーのペーストのイヤリングをダイヤモンドへと変えた驚きの再現。メイ・ウェストの夫が、彼女の死後、お金に困っていたにも関わらず、ジュエリーの売却を拒否するシーン。またエドワードVII世がウォリス・シンプソンに、十字架のチャームを見せたことが、彼らの愛情に重要なポイントとなったことなど。
If These Jewels Could Talk(もし宝石が話せれば)は、ややおかしな文章の組み立てや不明確な表現で、読者を混乱させたり、集中力を失わせる部分があります。 (例えば、ウィンザー公爵夫人のヒョウのクリップブローチのことを言うのに:「このクラシックなCartierサファイアは、シングルカット・ホワイトダイヤモンドとともにホワイトゴールドとプラチナにセットされています。 猫科の動物の模様状の小さいサファイア・カボションのついた黄色の洋ナシの形のダイヤモンドの目がついています。」)このようなミスは、慎重に最終の編集の段階で取り除くことができたはずです。
実際には、マール・オベロンの息をのむようなエメラルドとダイヤモンドのネックレス、華麗なるギャツビーが2013年に大画面バージョン用になった際に設計された手に飾る宝石、そしてエリザベス・テーラーが所有していたあらゆるジュエリーのように、美しくデザインされたジュエリーの写真に比べると文字は付け加えたようなものです。 こういった作品を身につけている女優の豪華ショットは魅惑的です。 (個人的な好みは、豪華なスターサファイアのついた帽子をかぶったキャロル・ロンバードの画像です。 星がキラリと点灯し、白黒の写真なのに輝いています。)また、豪華な視覚をさらに強調しているのは、後にテーラーのラ・ペレグリナ・パールとして脚光をあびる首飾りなどの、ジュエリーを販売する宝石店が作るデザイン画です。
何よりも、この本はジュエリーが物語る常に変わらない力を思い出させてくれます。 またこの女性たちには、本当の力がありました。彼女達のために貴重なジュエリーを購入するように男性を説き伏せる女性の魅力、市場の需要やファッショントレンドに影響を与える力、自分のためにジュエリーを購入する資金力、そして(ウォリス・シンプソンの場合)政治的な力がありました。
これだけでも、強い女性達の印象深い画像を使用し、大判で、コーヒーテーブルに置いて絵になる高品質なこの本は、購入する価値があるでしょう。
Sharon Elaine Thompsonはグラジュエイトジェモロジスト(GG)であり、Gemmological Association of Great Britain(FGA)の会員でもあります。 彼女はGemological Institute of Americaの講師を勤めており、25年以上もジュエリーやジュエリー製造について詳細にわたる執筆を続けています。 彼女は現在、ジュエリーデザインに関する書籍、Good Bones: The Elements and Principles of Design for Jewelry Makers(しっかりとした骨組み:宝飾品職人の為のデザインの基礎と原則)をBrynmorgen Pressとの契約の下、執筆しています。