アメトリンのお手入れとクリーニング


Placeholder Alt Text
最高のアメトリンは、オレンジがかった黄色と紫色のエリアがはっきり分かれており、 それらの色がこの優美なカットデザインで強調されている。 写真:Lydia Dyer、© John Dyer & Co.、宝石提供:© John Dyer & Co.,
硬度と靭性
宝石や鉱物の硬度はモース硬度スケールで測定されます。 モース硬度の数字はある1つの鉱物が他の鉱物によって傷つけられることが相対的にどれだけ容易または困難であるかに基づいています。 しかし、モース硬度には紛らわしい面もあります。 モース硬度を代表する鉱物間の硬度の間隔は均等でありません。 例えば、ダイヤモンドは数字上ではコランダムとはたったひとつしか離れていませんが、コランダムの宝石よりも何倍も硬いのです。

砂やほこりのような一般的な物質は、アメトリンを含む鉱物種であるクォーツがその大部分を構成しています。 したがって、アメトリンはジュエリーに用いるのに最適な宝石であるものの、傷やその他の損傷を防ぐために適切な注意を払って扱わなければなりません。

アメシストやシトリンと同じくアメトリンはモーススケールでは7であり、良好な靭性を持っているのであらゆるタイプのジュエリーに適しています。 指輪についても、着用者がその硬度の限界を理解し、傷つけないように適切な予防措置に従う限りにおいては、適していると言えます。

モース スケール
アメトリンはモース硬度スケールでは7にあたる。 イラストレーション提供:Peter Johnston ©GIA
安定性
アメトリンは、急激な温度変化によって割れる恐れがあります。 一部のアメトリンは強い光に長時間さらされると退色することがあります。 またフッ化水素酸、フッ化アンモニウム、およびアルカリ溶液によっても損傷することがあります。

クリーニング
アメトリンは、温かい石鹸水で安全に洗浄することができます。 超音波洗浄器は、石が染色またはフラクチャー充填により処理されている場合を除き、通常は安全です。 蒸気洗浄はお勧めできません、アメトリンを熱に曝さないようにしましょう。

美しくかつバランスのとれた色
適切にお手入れすることで、アメトリンの美しさがあらゆるタイプのジュエリーを引き立て、長年にわたり身に着けて楽しむことができます。 写真:Robert Weldon/GIA、提供:Minerales y Metales del Oriente, ボリビア, SA